いよいよ師走、今年も残すところ30日。私は今、最大
パワー周期の真っ只中にいる。この時期は、シフト・
チェンジであり、自分を幅広く見直す時でもある。

そのため12月いっぱいで、ある事を辞める決断をした。
どうして、ここまで執着するのかわからなかったのだが、
どこか自分に不安があったのだろう。

すでに先月、いやもっと前から、体は拒否反応を起こし、
サボるという次元をはるかに超えていたにもかかわらず、
それでも先週までは、後半年、続けるつもりでいた。

思えば、最初から好きになれなかったし、納得いって
なかった。でも、理性の部分で、行けば行ったで、
勉強になるからと自分を誤魔化してたんだよね。

最初はそれでも何とか頑張れたのだが、ココロが全然
喜んでない。自然と文句や愚痴が増え、毎週行くのが
憂鬱になっていた。やればやるほど、疑問が芽生える
ばかりで、そのやり方にどうしてもなじめない。

つーか、なじもうと全然思わない。そこへ先輩が・・・

つづくーっ！

私はお酒が飲めないので、居酒屋に来る事はほとんどないのだが、先月、友人が連れてってくれた居酒屋は、内装が凝りまくっていて、とても新宿駅前のビルの中にあるとは思えない。昭和の香り漂う京都の古い路地裏がコンセプトで、外国人の接待の多い友人曰く、ここに連れて来ると、みんな写真を撮りまくって、とっても喜ばれるそうな。南仏に住む友人Nadineが来た時は、是非ここに連れて来てあげよっと♪

かなり昔にインドネシア・バリ島に行った時、黒魔術の
話を聞いたが、黒魔術をかけられた人は、全てのものが
緑に見える魔術をかけられたという。

yahoo！のニュースで、とてもショッキングなニュースを
読んだので、以下に引用させて頂く。

「“アルビノ殺人”恐れ、1万人が避難　アフリカ南東部（CNN）」

アフリカ南東部のタンザニアとブルンジで、生まれつき
色素を持たず、皮膚の色が白い「アルビノ」の人々約1万
人が、殺人被害を恐れて、政府が設置した避難所など
に逃げ込んでいる事が、国際赤十字の報告で明らかに
なった。

両国では、「アルビノ」の体には特別な力が宿るという
伝統的な考えから、臓器や体の一部など売却する目的で、
アルビノの人々が殺されるという悲劇が後を絶たない。

2007年以来、タンザニアでは少なくとも44人、ブルンジ
では14人が殺されている。

タンザニアのアルビノ・センターによると、同国には約
20万人のアルビノの人々がいるという。国際赤十字
によると、ブルンジ政府が養護学校などに設置した
緊急避難場所に、アルビノの人が約1万人ほど逃れて
来ている。いずれも、アルビノの体を狙った犯罪から
逃れるためだ。

タンザニアでは11月初旬、アルビノ男性を殺して体
を切断し、臓器などを呪術医に売りさばいたとして、
4人が死刑判決を受けている。

タンザニア政府はアルビノの人々を守るため、警察
に警戒指示を出しているが、警官の数が少なく、
伝統的な考え方が根強く残る地方では、アルビノ
殺人が防げない状況だという。

タンザニアとブルンジの赤十字は、人道的な支援が
必要だと訴えている。

読み終わって、ゾッとしたのは、私だけではないだ
ろう。ここ数年で、公になっただけでも、60人近く
のアルビノの人達が命を奪われている。呪術医は、
その臓器をどうするのだろう？

21世紀の世の中においても、このような迷信に命
を脅かされている人達がいるのだ。

居酒屋タクシーも事業仕分けも、アルビノ殺人も
知られれば問題になるが、知られなければ、いつ
までも闇の中だ。

インターネットが発達したおかげで、このような
ニュースも、一瞬で世界中に配信できるように
なった。日本のODAの抜本的な見直しを含め、
こういった緊急を要する海外の人道的支援に
こそ、予算をつけてほしいと思う。

アルビノの人達が一日も早く、平和な日常を送れ
るようにと、心から願うばかりだ。世界中の全て
の人々が、心身共に健康で、平和に満ち満ち、
豊かで幸せに暮らせますように・・・

モーニング・グローリーが最もよく観測される場所は、
クイーンズランド州のバークタウン（Burketown）とさ
れる。この雲を発生させる気流に乗る事ができるため、
グライダー乗りにとっては、人気スポットとなっている。

この辺りのモーニング・グローリーの雲は、高度1～2km
にでき、長さは最大1,000kmに達し、最大で60m/sに
達する速いスピードで移動する。

スコールと呼ばれる強い風が吹き、低い高度に激しい
ウインド・シア（wind shear：風の名前ではなく、風の
状態である。それも、ある地点における風の状態では
なく、移動中の物体などにおける、観測上の風の状態
である。大気中の垂直〈鉛直〉方向、または水平方向
の異なる2点間で、風向や風速が劇的に異なる事。
風の状態の1種と考えて良い）ができるため、この雲の
通過時には、地上でも短時間で大きく気圧が変動する。

雲の帯の進行方向前面では、強い上昇気流、後面で
は下降気流があって、鉛直方向に激しく回転している。
この気流を波と考えると、山が1つしかない孤立波と
いえる。

フリー百科事典「Wikipedia（ウィキペディア）」の説明
を読んでも、よくわっかんないよね・・・って、だったら
書くなよってか（笑）。そーさなぁ、「空に浮かぶ巨大
なきりたんぽ」とでも申しましょうか（笑）。

「モーニング・グローリー」の画像でググってみる
とイイよ。マジでそのスケールに驚くから。デカッ！

ホント地球の神秘だよね。巨木＆空フェチの私は、
自然の偉大さに思わず・・・うるうるうるうるうる。
この風景を見られただけで、生きてて本当に良か
った！　ますます空が大好きになったよ。

もうアナタしか見えない（笑）。絶対、生まれ変わ
ったら、雲になって、ある時期は、モーニング・
グローリーになってやるぅぅぅぅぅ。

これからは雲を見たら、私と思ってね・・・って、まだ
あの世に行ってませんから（笑）。神様、この素晴
らしい世界をどうもありがとうございます。心から
大切にしたいと思います。

お願いですから、生まれ変わったら人間ではなく、
私を雲にして下さい。今からいい子でいるので、
よろしくお願いします・・・って、遅いってか（笑）

横浜spimaの帰り、やたらと甘い物が欲しくなり、思わずみなとみらい駅で買ってしまった（笑）。普段なら手にしないんだけど、心身共によっぽど疲れてたんだろうなぁ。ガッツリ甘甘系で、予想通りのお子ちゃま味。スイーツを買うつもりだったんだけど、この1本で余は満足じゃ～♪

モーニング・グローリーは、英語で「朝顔」の事。
と同時に、私にとっては中学の頃から大ファンで
ある、山下達郎の名曲「モーニング・グローリー」
を思い出す。

だが、土曜の夜に何気にテレビを見ていたら、全く
別の「モーニング・グローリー」がある事を知り、
その姿に思わずうるうるしてしまった。

オノ・ヨーコは「空はアートだ」と言うが、まさに
私も同感で、生まれ変わったら、くもになりたいと
思っている・・・って、スパイダーマンじゃないよ（笑）。

空にプッカプッカ浮かぶ雲、Cloudの事ね。マジで雲
になりたいと思ってるから、なれるんじゃないかな。

いや、なれると思うよ。うん、君ならなれるさ。
願えば、叶う。絶対、なるのだーっ（笑）。無意識
のうちに未「空」、「空」庵と立て続けに「空」という
字を選んでいたのは、決して偶然ではないだろう。

そもそも、巨木＆空フェチの私が超感動した「モーニ
ング・グローリー」とは？

フリー百科事典「Wikipedia（ウィキペディア）」によれば、
モーニング・グローリー（Morning Glory Cloud）とは、
朝方を中心に現れる、巨大なロール状の雲の帯
の事である。

オーストラリア北部のカーペンタリア湾付近で、最も
よく観測され、他にはアメリカ中部、イギリス海峡、
ドイツのベルリン周辺、ロシア東部、オーストラリア
の海岸部などで観測される。

またメキシコのコルテス海、大西洋のセーブル島、
キンバリー地方（西オーストラリア州の北東内陸部）、
アラビア海などでも、類似の現象が稀に観測される。

そして、最もよく観測される場所とは？

私の周りで、マイケルの映画「This is it！」を複数回
見る人が続出で、こりゃ行かねばと思った。上野で打ち
合わせが終わった後、夕方4時ぐらいに有楽町マリオン
に行ったが、すでに最終回まで満席（泣）。

早い回で見たかったので、すぐに調べて劇場に電話すると、
品川は電話が繋がらず、錦糸町は時間が遅い。新宿ミラノ
座は30分以上前に並ばないと、立ち見と言われ、その時
点で既に夕方の回は間に合わず。とりあえず渋谷に行って、
ナマ拳会場の支払いをした後、新宿に戻り、ご飯を食べて、
ミラノ座に直行！

19：20が最終で、1時間以上立って並んだんだけど、本を
読んでたから、あっちゅー間だった。おかげで前から3列
目で見れたよ♪

立ち見も出て満員御礼。それはそれはスゴかった！　「This
is it！」は、最後にみんなが拍手するっていう、イマドキ
珍しい映画だって聞いてたんだけど、本当にそうだったね。

やっぱ彼は、キング・オブ・ポップだよ。2度とあんな人は
出ない。間違いなく最後のスーパースターだ。もう冒頭の
スタッフのインタビューから、何だかうるうるしてきちゃ
って、本当に惜しい人を亡くしたと思った。

みんなマイケルが大好きで、最高のものを創り上げようと
それぞれがベストを尽してるんだよね。あのダンサー達の
うれしそうな笑顔。マイケルと一緒に同じステージに立て
るなんて、まさに感無量だろうね。

オーディションでは、ダンスがうまいのは当たり前。その
上で、ダンサーとしての華がないと採用されなかったらしい。
という事は、このステージで踊ってる彼らは、世界でも超
一流という事になる。とにかく何もかもレベル高過ぎで、
一体、どんなステージになったんだか？　

そう思うと、やっぱマイケルに生きててほしかったなぁ。
うるうるうるうる・・・　MJは文句なくカッコ良くて、
超一流だよ。体のキレは、とても50歳とは思えない。

そして、体中から愛が満ちあふれている。だって、
最後のメッセージが、「地球を癒そう」だもん。

もう最後の最後まで魅了されたというか、一瞬のうちに
ファンになるよね。カリスマだよ。変人なんかじゃ全然
ない、愛の伝道師。MJ、最高！　サンキュー、マイケル！

あなたに会えて、本当に良かった。ワクワクさせてくれて
ありがとう。天国で天使達と仲良く歌って踊ってね。神様が
大喜びするから。今日は非日常を味わえて、超幸せだった！

何度でも言わせてね。Thank you, Love, Love, Loveマイケル！　

P.S　11/26はヒーラーKさんのBirthdayだ。お誕生日、
　　　おめでとうございます！　また、いつかどこかで
　　　お会いしたいなぁ。それまで魂磨きに励みます。

新宿駅の新南口にあるサザンテラスは、毎年この季節、イルミネーションがめっちゃキレイ。JRのペンギン達は大人気。一緒に「地球を癒す仲間」だね。

友人のMailを読みながら、思い出したヒーラー
とはKさんの事だ。私に多大な影響を与え、
ナマ拳の会場が見つかったのも、Kさんの
おかげである。

というのも、Kさんの講話会が月一で、ナマ拳
の会場であるビルの2Fで行われていたのだ。

そして、このKさんの講和会に誘ってくれた
のが、私の人生の先達（せんだつ）さんで
もある、この友人だった。いつも心から
感謝している。

誘われて出かけた講話会だったが、後に
私は1年以上通う事となる。それぐらい、
このKさんというヒーラーから学びたい
事が、たーっくさーんあったのだ。

Kさんは「アセンションっていうのは、やれ
次元上昇だどうだって言うけれども、そう
いう事じゃなくて、いかに意識レベルを
上げて、“自然にも人にも優しくなれる人”
が増えるかって事。そういう事が、アセン
ションだと思うんです」と言っていた。

私も心底、同感だ。

これもKさんの言う、アセンションかもしれない。紀見峠は登山口の駅で、構内にはこんなサービスがあった。「自然にも人にも優しくなれる」駅員さんがいる証しだよね。

私の人生の先達（せんだつ）さんでもある友人から、
“アセンションの話は、あまりにも現実離れしてい
ると思っていたけど、今は何だかわかる気がする。

人は寝ている間は光の中に帰って、リフレッシュ
しているというのも、何だかうなずける”というMail
がきた。アセンションの話は、spimaなどでもよく
聞く話だ。

「The Ascension」と書くと、「キリストの昇天」
を意味するが、通常は「ascension」と書き、
「上昇、即位、昇天」を意味する。ニューエイジ
用語で「惑星地球の次元上昇」

フリー百科事典「Wikipedia（ウィキペディア）」
によれば、ニューエイジ、新興宗教などのスピリ
チュアルな考え方を尊ぶ思想では、未来の予測
の一つとして、盛んに取り上げられるが、科学
的根拠はない。

アセンションの存在を支持する人々によれば、
アセンションとは、人間もしくは世界そのも
のが、現在の3次元からより高次元の存在へ
と進化する事とされる。

アセンションの存在を支持する人々は、アセ
ンションは2012年前後に起こるのではないか
と推測しており、現在の地球の環境問題や
混沌とした社会現象、人間の善悪に対する
意識レベルの低下を、その変化への前触れ
であると見なしている。

友人のMailを読みながら、あるヒーラーの
言葉を思い出した。

高野山の宿坊「福智院」内を探検だーっ！　建て増しを続けてるから、複雑で迷子になりそうなんだよね。

チェックインした後は、高野山唯一の温泉に入り
たかったのだが、食事が5時半からという事なので、
まずは宿坊内を探検する事にした。

福智院は美しい庭で有名だ。中でも庭園家の故・
重森三玲（しげもり　みれい）氏による3つの庭は、
世界的に高い評価を受けているんだとか。

福智院のHPによれば、重森三玲とは、昭和を代表
する庭園家で、作風は力強い石組みとモダンな苔
の地割りで構成される枯山水庭園。代表作は、京都
の東福寺方丈庭園、光明院庭園、大徳寺山内瑞奉
院庭園、松尾大社庭園など。

ここは「登仙庭」といい、登龍門の故事で名高い龍
門瀑（龍門の滝）を模した庭。背景に見えるなだら
かな遠山には、蓬莱連山の石組がなされているん
だとか。池には大きな鯉が悠々と泳いでいて、ワン
ダホー＆超ゼータクなひととき。ホッ。

美しい風景を目の前にすると、心がみるみるうちに
洗われ、浄化されるのがわかる。こんな庭を毎日
見ていたら、自分自身が整っていくんだろうなぁ。

驚いたのは、フランス人の宿泊客が多く、英語の
他にフランス語のパンフレットまで作られていた事。

早速、San Diego時代に一番仲の良かった、南仏
プロヴァンスに住む友人Nadineに送ってあげよう。

絶対喜んで、高野山に来たがるに違いない。その時は、
私が先達さんにならねば・・・って、オイオイ大丈夫か（笑）。

待っててね、I miss Nadine♪

私が泊まった宿坊「福智院」のHPによれば、
弘法大師の開創より、高野山は一般の宿泊
施設はなく、参詣者が泊まるための宿坊と
呼ばれる寺院が整っている。

宿坊は全部で53あり、福智院は5,000坪の
敷地に70の部屋を持つ、高野山最大の宿坊
として、800余年に渡る歴史を積み重ねて
いるんだとか。

実は最初は、別の宿坊に泊まる予定だったが、
部屋が取れず、ここになった。ところが、私の
大先輩であるNさんが、福智院に泊まったと
聞いて、これもご縁だなぁと思った。

Nさんは私の周りで唯一、四国お遍路＆西国
巡礼を終えている、とってもパワフルで魅力
的な方だ。また、南インドに行った時の先達
さん御一行も、同じ月にここに泊まっている（笑）。

やっぱ来るべくして来た福智院で、初めての
宿坊体験だ。ワーイワーイ♪　日本人に生ま
れて、本当に良かった！

いよいよ待ちに待った高野山へ！　フリー百科事典
「Wikipedia（ウィキペディア）」によれば、高野山は、
和歌山県伊都郡高野町にある、標高約1,000m前後
の山々の総称。

平安時代の弘仁10年（819年）頃より、弘法大師空海
が修行の場として開いた高野山真言宗、ひいては
比叡山と並び、日本仏教における聖地である。

現在は、「壇上伽藍」と呼ばれる根本道場を中心と
する宗教都市を形成している。山内の寺院数は、
高野山真言宗総本山金剛峯寺（山号は高野山）
を始め、117ヶ寺に及び、その約半数が宿坊を
兼ねている。

2004年7月7日、熊野、吉野・大峯と共に「紀伊
山地の霊場と参詣道」として、ユネスコの世界
文化遺産に登録された。

高野山駅からバスに乗り、宿坊「福智院」へと
向かう。冷えた体に、高野山唯一の温泉が
待っている♪　フッフッフッ。

「高野山」駅に降りると、as soon as（～するやいなや（笑））
寒っ！　気温がグーンと下がって、麓とは5度も違うそうな。

ブルブルっ。山の霊気をすでに感じるね。駅の傾きが急で
怖いっス。フリー百科事典「Wikipedia（ウィキペディア）」に
よれば、地名としての「高野山」とは、八葉の峰（今来峰・
宝珠峰・鉢伏山・弁天岳・姑射山・転軸山・楊柳山・摩尼山）
と呼ばれる峰々に囲まれた、盆地状の平地の地域を指す
（行政上の字名としての「高野山」も、おおよそこれと同じ
地域である）

8つの峰々に囲まれているその地形は、「蓮の花が開いた
ような」と形容されており、仏教の聖地としては大変良い
場所であるとされている。尚、高野山という名称の山は
ない。えっ、マジで？　初めて知ったよ（笑）

海抜539mの「極楽橋」駅から、 海抜867mにある
「高野山」駅まで、約330mの高低差を高野山
ケーブルカーで、一気に登る。所要時間5分。

あっちゅー間に山頂に着いちゃうんだけど、
山は所々、紅葉が楽しめてイイ感じ♪

2004年に「紀伊山地の霊場と参詣道」は世界遺産に
登録されたが、霊場だけでなく「道」が文化遺産の
対象として登録されたというのが、大きなポイント
だそうな。

人が作り出して、守ってきた道というものが、文化
遺産になっている事例としては、スペインの「サン
チャゴ・デ・コンポステーラ」という巡礼の道がある。

サンチャゴ・デ・コンポステーラは、スペイン北西
部のガリシア地方にある小さな町で、9世紀初頭に、
キリストの12使徒の1人である聖ヤコブ（スペイン
語でサンチャゴ）の墓が発見された事から、注目
を浴びるようになった。

だが、この墓が本物かどうかは不明らしい。それ以後
エルサレム、ヴァチカンに次ぐ聖地となり、ヨーロッパ
各地から多くの巡礼者が訪れるようになった。

元は小さな礼拝堂だったが、今ではカテドラル（大聖堂）
になり、3年前にここに巡礼に行かれた方から、グリー
ティング・カードを頂いた事がある。

長く厳しい旅の終わりに、この美しく荘厳なカテドラル
を見た巡礼者の感動・感激は、いかばかりか。歓喜
の涙にあふれ、ただひたすら有り難いと、神に感謝
した事だろう。巡礼の目的は、その過程にある。

先月、高野山に行った際、空海のご母堂が住んでいた
慈尊院に、四国巡礼の一団が満願御礼に来ていた。
尼僧さんと共に、万歳三唱の雄叫びを上げ、それは
それはうれしそうだった。気持ちはよーくわかるなぁ。

私はクリスチャンでもなく、仏教徒でもないが、
「人が作り出して、守ってきた道」を歩きたい
願望が、年々強くなってきた。国内外問わず
「巡礼の道」は、私のライフワークとなりそうだ。

世に名高い「熊野比丘尼」は、仏の教義や経典、
寺社の縁起を描いた曼荼羅図、涅槃図などを
用いて、熊野三山への喜捨を集めながら、
即興的に絵解きと呼ばれる勧進（かんじん：
寺院の建立や修繕などのために、信者や有志
者を説き勧めて、その費用を奉納させる事）を
行った。

一般庶民にもわかりやすいように、ファンタ
ジックな伝説や物語を時には語り、時には
高らかに歌い上げ、ゆえに熊野比丘尼は
「歌比丘尼」ともいわれている。

つまり、熊野比丘尼は、今でいう熊野の女性PR
大使のようなもので、アイデアウーマンの宝庫
だったから、その活動、営業方法がバツグンに
優れていたという事だね。

ちなみに、比丘尼のルックスはこんな感じ
http://tabihatsu.jp/program/74818.html

「那智参拝曼陀羅」の絵解きはおもしろいよ。
って、オタクな私だけだろーけどね（笑）。

12/18（金）15：30～17：00、有楽町・東京交通会館
B1「わかやま喜集館」で、「熊野古道の楽しみ方」
のセミナーがあるよ。入場料は無料なんだけど、
予約が必要。Tel：０３－３２１６－８０００まで
電話してね。私は行く予定なのさ♪

有楽町・東京交通会館B1「わかやま喜集館」へのMap
http://www.takusan.net/antenna/wakayama.htm

空海のご母堂が住んでいた慈尊院の仏様。こういう風景を見ると、どこかホッとして、気持ちが和んでくる。

「那智参拝曼荼羅」を見て以来、熊野比丘尼が
ずっと気になっていたので、ググってみたところ、
こんなん出ました～。大元のページは「和歌山県
情報館」からの引用で、ところどころ私の個人的
な解説を加えてみた。

比丘尼（びくに）とは、出家して具足戒（ぐそん
かい：完全な出家者としての戒律）を受けた女性
の事である。「比丘（びく：20歳以上の男性出家者）
に250戒、比丘尼（びくに：20歳以上の女性出家者）
に348戒」といわれる厳しい道徳規律を守り、解脱
のための修行に励まなければならなかった。

継体天皇（6世紀前半）の時代、大和の豪族・司馬
達等（しばたつと）の娘が出家して、善信尼と称した
のが、歴史に伝えられる最古の比丘尼だといわれる。

平安・鎌倉時代以降になると、「本地垂迹思想（ほん
ちすいじゃくしそう：衆生を救うために、仏や菩薩が
神に化身して現れるという思想）」が広く信じられ
るようになり、やがて「熊野」は極楽浄土の地と
考えられるようになった。

だが、都から遠く離れたはるか険しい道のり。参詣
に訪れるのは容易な事ではない。そこで比丘尼の
中には、熊野信仰を広めるために、諸国を遊行し
て巡る者が現れた。これが、世に名高い「熊野
比丘尼」である。

それにしても、比丘尼は比丘に比べて、具足戒
が100戒近くも多いのは、何ゆえだろうね。どこ
の世界にも、男尊女卑を感じるのは私だけ？

「和歌山県情報館」のWebサイト
http://www.pref.wakayama.lg.jp/

湯島天神は菊祭りの真っ最中。NHK大河ドラマ「天地人」もいよいよ最終回だね。特にテーマ曲が良かったなぁ。

先日、じもてぃーのプラネタリウムの施設で、
「世界遺産・熊野古道健康ウォーク講座」が
行われた。この情報を知ったのは、以前、
御神輿に導かれた時と同じで、健康増進
センター1Fの棚。

ミニボール・エキササイズの後、何気にこの
棚を見たら、チラシが置いてあったのだ。

「えっ、こんなイベントがあったの？　聞いて
ないよ～」とコーフンして、その場で電話すると、
開催前日夕方の申込みにもかかわらず、即O.K！

こんな超マイナーなイベントに、定員150人なんて
集まんないでしょ。まぁ、だから私が呼ばれたん
だけど（笑）。このプラネタリウムに来たのは、
何年ぶりだろ？　

高野山は多少くわしくなったものの、那智に
ついては知らない事だらけで、すっごーく
勉強になったなぁ。特に「熊野比丘尼（びくに）」
の存在は初耳。彼女達の活躍は時代を超え、
目を見張るものがある！

女人禁制の高野山に対して、那智は女性大歓迎
を謳ったのだ。女性ならではの様々なグッズを
開発し、その売上げで熊野を支えた。恐るべし
熊野比丘尼、スゴっ！　女の底力は太古の昔から。

素晴らしい「那智参拝曼荼羅」は、その存在すら
知らなかった私。和歌山の美術館で、是非本物が
見てみたい。実はゴーストが描かれてるんだよ。

アンケートを書いたら、特産のみかんまでもらっ
ちゃって、ラッキー♪　和歌山では毎年、11月～
翌年2月にかけて、川を堰き止めた広大な露天
風呂が出現する。「仙人風呂」というのだが、
無料で入れるんだな、コレが。混浴だが、水着
持参で体験したい。つーか、絶対するっ（笑）。

和歌山は高野山に引き続き、ご縁が深くなりそう
な予感。フッフッフッ。西国巡礼にも興味津々で、
♪オタクの行く道は～果てしなく続く～（笑）

「那智参拝曼荼羅」の一部。橋を渡っている白装束の夫婦は、実はゴーストだった！　解説を聞いてると、すっごく面白いんだよね。12/18（金）15：30～17：00、有楽町の東京交通会館B1「わかやま喜集館」で、「熊野古道の楽しみ方」のセミナーがあるよ。入場料は無料なんだけど、予約が必要。Tel：０３－３２１６－８０００まで電話してね。私は行く予定なのさ♪

先日、区主催の「アルコール依存症の理解と対応」の講演
会に出かけた。アルコール依存症というのは、病気でいう
と末期に当たるらしく、講師の後藤恵先生は「使用障害」と
表現していた。後藤先生はユーモアがあって、慈愛に満ち
満ちた、とっても素晴らしい女性だったよ。こんな先生が
日本にいてくれたなんて、患者さんも本当に幸せだと思う。

英語の「ジャンキー」もそうなんだよね。日本だとあまり
気にならないけど、アメリカでは「ヤク中で今にも死にそ
うな人」という意味なので、気軽に使わない方がいいと
San Diego時代のルームメイト、ジョンに忠告されたっけ。

私は水谷先生の本を読んでいたので、日本で唯一の民間
薬物依存症者回復施設「ダルク」は知っていたが、今回
「アラノン・ジャパンGSO」というNPO法人の存在を知った。

アラノンはアルコール、または薬物依存の問題を持つ人
の家族と友人の自助グループだ。各地で定期的にミー
ティングを開いており、そこに参加する事によって、
助けを得る事ができる。

ミーティングには、身近な人のアルコール、または薬物
の問題から影響を受けたと感じる人達が集まっており、
参加者はそこで自分の体験を話し、他の人の話に耳を
傾ける。参加者は皆、同じ経験をしているので、共感
を持って受け止める事ができるという。

同じ苦しみを持った他の多くの仲間と出会い、語り合う
事によって、愛と希望と勇気を与えられる。アルコール、
または薬物依存症を病気として正しく知る事ができ、
この病気に対する好ましい態度を学ぶ。

参加したいグループには、事前に連絡する必要がなく、
直接、会場に行くだけだ。また、アラノンミーティング
には会費も月謝もなく、自分達の自由な献金だけで
自立しているという。

もし、あなた自身やあなたの周りで、アルコールや
薬物問題で悩んだり、苦しんだり、困っている人が
いたら、一度連絡してみるといいと思うよ。

あなたは決して一人じゃないからね。

何があっても大丈夫！

「アラノン・ジャパンGSO」Webサイト
http://www.al-anon.or.jp/index.html

北インドに行く前の、もーっともーっと昔、奈良に
一人旅に行った時も、別の彼氏とモメにモメたっけ。

この時も事後報告で、ちょうど比叡山で一人旅の
女子大生が殺された事件があり、2人のケンカは
エスカレート。

「何でこの寒い時期、奈良なの？　一人で行くの？」
「だって、どーしても十二神将と十一面観音が見たいんだもん！」
「・・・・・・・」

まぁ、彼がいくら年上だとしても、20歳そこそこの
女の子が京都じゃなくて、奈良に行く！って頑張っ
てるんだから、困っちゃうよね。理解されないわなぁ。

私が末香臭いのは10代の頃からで、オタクに生まれ
てしまった運命なんだよ。ごめんね。価値観の違い
は埋められないから、しゃーないわな。

今も行きたいお寺や神社がたっくさーんあるし、
これは世界中の教会やモスクも同様。インドの
次はイスラエル、フィリピンの順になる・・・はず。

ユーロになってから、ヨーロッパには行って
ないので、いずれはイタリアのフォルリにある
癌の聖人「聖ペレグリン」の教会も訪ねたい。
そのためにも、イタリア語は顔晴らなきゃ。

ますますお一人様道に拍車がかかるワケだが、
「まっすぐ進め、正直の道！」なので、このまま
ガンガン突っ走るわね。ブイブイ行くわよ（笑）

癌の聖人「聖ペレグリン」のWebサイト
http://peregrine.jp/index1.html

やっぱ彼とは、別れるべくして別れる人だったんだよね。
価値観が全然違ってた・・・しみじみ・・・

おかげで31歳のお誕生日は、早朝のガンジス河で迎える
事ができ、今までの古い自分、嫌な自分、凝り固まった
自分、素直じゃない自分は全て、お供物と一緒に、ガン
ガー（地元のインド人は、こう呼ぶ）に流してきた。

死んだ牛がプッカプッカ流れてきて、岸辺では火葬の
煙がたなびいている。あの小舟から見た風景は、今で
も忘れる事ができない。

そもそも10日間のツアーで、お誕生日をガンジス河で
迎えた事自体、インドとのご縁が深く、祝福されてた
んだと思う。

昨年の7月は南インドを巡礼し、念願の儀式を受ける
事ができた。そのインドの大地に感謝を込めて、太極
拳を奉納し、ナマ拳の無事開催を祈った。やるべき
事は全てやってきたので、もうインドに思い残す事
はない。

「60代になると、新たな転機が訪れ、いっそう自信
にあふれ、新しい事を始めるチャンス」というのは
一体、何だろう？　常日頃から、うれしい・楽しい・
ワクワクのアンテナを立てておくと、きっとキャッチ
できるんだろうね。それも、絶妙なタイミングで♪　

全てはお導きのもと、流れのままに・・・

思えば今年は、初めて「ナマステ・インディア2009」in 代々木公園に行ったんだっけ。このイベントもお導きの賜物で、必要な情報はスルスルと入ってくる事を実感したね。本当に有り難いと思う。ナマステ！