2025 年 2 月 6 日 のアーカイブ

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初午&立春時期の食べて開運

2025 年 2 月 6 日

本日2/6(木)は「初午」

初午とは2月にやってくる最初の午の日の事で711年(和銅4年)、京都の伏見稲荷大社の御祭神「宇迦御霊神(ウカノミタマノカミ)」が稲荷山に降臨された日とされています。

つまり、お稲荷さんの誕生日。Happy Birthdayお稲荷さん~♪なワケですよ。

お祝いとして商売繁盛や家内安全、五穀豊穣を願って様々な儀式が行われ、初午には「いなり寿司」を食べる習慣があり、特別に「初午いなり」と呼ばれているのですが、関東では全然有名じゃないんだよね。

今はインバウンド客が押し寄せ、地獄絵図と化してる笑、京都・伏見稲荷大社は全国に4万社もある稲荷神社の総本宮。

狐が「眷属(けんぞく)」として知られており、眷属とは神様のお使いをする存在で、稲荷の狐もその一つです。

日本の各地には神社ごとに異なる眷属が存在していて、

伊勢神宮にはニワトリ、

出雲大社には蛇、

春日大社には鹿、

熊野大社にはカラス、

日枝神社には猿、

北野天満宮には牛、

松尾大社には亀、

埼玉・浦和の調(つき)神社にはウサギがその眷属として奉られているんですね。

鳥居がない事でも有名な調神社は昔、伊勢神宮に武蔵野の穀物を奉納する時、鳥居が運搬の邪魔になったので取り外されたと伝えられています。

「初午いなり」の「いなり」は「稲生(いねなり)」が語源で、これは稲の神様である「御饌津神(ミケツノカミ)」に由来します。

御饌津神は食べ物の神様として、食にまつわる神事が行われる際に登場するんですね。

いなり寿司は狐の好物とされる油揚げを使っているので、本日は「きつねうどん」もオススメです。

んでもって、スーパーやコンビニでも見かける「助六」

助六とは江戸時代中期に、市川團十郎が演じた歌舞伎の人気作「助六所縁江戸桜」に由来しており、この歌舞伎は非常に人気があったんですね。

当時、江戸の町では倹約令が出されており、ゼータクを避けるため、握り寿司の代わりに油揚げを使ったいなり寿司と海苔巻きが庶民に親しまれていました。

この2つを詰め合わせた寿司折が登場して、油揚げの「揚げ」と海苔巻きの「巻き」から「揚巻(あげまき)」と呼ばれるようになったんですね。

「助六所縁江戸桜」の主人公・助六の愛人である吉原の花魁も同じく「揚巻」という名前の繋がりから、寿司の揚巻も歌舞伎の助六の人気にあやかるようにと、いつしかいなり寿司と海苔巻きの詰め合わせが「助六」と名づけられました。

歌舞伎の人気と共に広まっていき、江戸時代の庶民に愛された「助六」は、現代の日本人にも受け継がれてますよね。

何気に寿司折「助六」の歴史は古かったのが驚きです。

初午の今日は「助六」&「きつねうどん」の組み合わせが最強の開運食という事になりますわね。

んでもって2025年の立春は2/3で、いよいよ虚実共に2025年が始まりました。

明けましておめでとうございます。

七十二候(しちじゅうにこう)では「東風解凍(はるかぜこおりをとく)」で「次々に吹く春の風が凍土を解かし始める頃。深呼吸したくなるような清々しい風が木々を芽吹かせ、少しずつ春を運んでくる」

立春を過ぎると寒さが少しずつ和らぎ、梅が咲き始めるなど春の兆しが現れますが、今年は東北を初め四国や九州でも大雪警報という、大寒真っ只中っぽい。

あなたのお住まい付近は大丈夫ですか? 

立春の期間は2/18頃までなので、この時期の開運食は「立春生菓子」で梅を象った物や桜餅、うぐいす餅、椿餅など、春を感じさせる生菓子が中心。

次に「立春豆腐」は古来より「邪気を払う食べ物」とされていて、節分と立春には白い豆腐を食べる習慣がありました。

立春に食べると健康な体に幸福を呼び込むと信じられており、豆腐は白いまま食べる事が重要で醤油ではなく、塩をかけて食べるのがオススメ。

さーらーに「立春大福」は「大きな福を呼ぶ」とされる縁起の良い和菓子。

その他にも「ふきのとう」「さやえんどう」「ニシン」も立春時期の開運食で、ニシンは別名「春告魚(はるつげうお)」とも呼ばれています。

ざざっとまとめておくと、

・初午2/6(木)には「助六」& 「きつねうどん」

・「立春生菓子」は「梅を象った物」「桜餅」「うぐいす餅」「椿餅」

・「立春豆腐」は塩で食べる

・「立春大福」は大きな福を呼ぶ

・「ふきのとう」「さやえんどう」「ニシン」

2/18頃までに、どれか1つでも食べれば開運!間違いなし!って事ですが、

「一物全体、身土不ニ(いちぶつぜんたい、しんどふじ:暮らす土地で取れた旬の物を食べる)」で、大自然の季節に摂れる旬の物を、小自然である人間が食す事で一年中、自然に沿った快適な心身が得られるんですよね。

今の日本は四季というより夏と冬の二季な感じになってきてますが、上の部分がガラスになってる障子を「月見障子」

下の部分がガラスになってる障子を「雪見障子」と呼ぶのを最近知りました。

この表現、情緒あふれすぎって思いませんか?

 

今では高級果物となったミカンに炬燵の情景が目に浮かびますよね。

こんな美しすぎる日本語こそ、世界遺産に登録したいと強く願う今日この頃。

それでは如月も「「あなたには楽しい事やうれしい事、ワクワクする事が、次から次へと押し寄せて、いつだって健康と幸せに満ちあふれています」

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