先日、釣りが趣味の方から家庭用マイナス60度の冷凍庫に
釣った魚を保存しておくと、1年経っても全く変色せず、
刺身でそのまんま美味しく食べられると聞いたばかりだった。
私の人生体感最低温度は、カナダのイエローナイフで
オーロラを観た時のマイナス35度。生まれて初めて
まつ毛が凍るという体験をした。
そして本日、もう10年以上もお付き合いをさせて頂き、
いつもお世話になっているSさんが、「冷凍のお料理」を
送って下さった。どうもありがとうございます。
とってもとってもうれしいo(≧▽≦)o
「冷凍のお料理」は 「凍眠」という「液体凍結」で
できており、その特殊な技術を開発したのが1989年
創業の株式会社テクニカン。30年以上に渡って、
凍眠の製造、販売をしている。
通常の急速冷凍は「冷たい空気」で凍らせるが、
「凍眠」はマイナス30度の液体で凍らせる。
液体は気体よりも熱伝導率が良いため、
通常の急速冷凍よりも更に速く凍る。
魚や肉の細胞内の水分をほぼ原形のまま凍結し、
細胞が壊されないため、解凍時に「ドリップ」が
ほとんど発生しない。
この「ドリップ」というのは、冷凍肉や魚を解凍
した時に出る赤い液体で、タンパク質、アミノ酸
塩類、ビタミンなどの栄養分や旨味(うまみ)の
素となる。
これらが失われると、食品の味や品質が劣化して
しまう。そこで急速冷凍装置「凍眠」の技術が
鮮度、味、見栄えなど全てにおいて、食材の旬の
風味をそのまま残し、一番美味しいと思う状態で
凍結できるという、驚きの鮮度を実現した。
うーん、これは凄いし、超画期的!
そんな訳で「凍眠」の技術で作られた、
大好きな「五目焼きそば」を実食。
解凍方法は常温、低温、加熱、流水など、
何でもO.Kだが、五目焼きそばについては
「電子レンジで温め 500Wで10分」と
なっていたので、様子を見ながらレンジ
で温めてみた。
お肉にお野菜、海老、イカなども入っていて、
まずはよくかき混ぜた後、食べてみると
ハオツー、美味しい!
横浜中華街で食べるのと同じ味だ。冷凍食品
特有の臭いや水っぽさは全くない。麺もモチ
モチしていて、たった今テイクアウトして
来たばかり!と言っても、誰も疑わないだろう。
量もちょうど良く、最後の2口は味変として、
酢をかけて頂いた。美味しくて5分もしない
うちに完食笑。思いがけず最高のディナーだ。
美味しい中華は食べる度に元気が出るんだよね。
お次はお楽しみのデザートで、「杏仁豆腐
山桃ソース」をチョイス。ソースは最初から
凍っていなくて、冷蔵庫で自然解凍。90分以上
経って一口食べてみたら、杏仁豆腐の部分が
まだ凍っていた。
だが常温で食べるプルプル感よりも、アイス
クリームのような食感が新鮮で、「凍眠」で
作られた杏仁豆腐は、半分凍ったくらいの方が
美味な事を発見してしまった。
これはお店に行っても食べられないもんね。
すっごーくお得な気分。特に夏の暑い日には、
「半解凍」の「杏仁豆腐 山桃ソース」が
超オススメ♪
その時期にしか採れない食材を時間をずらし、
価値が高まる時期に高鮮度で出荷ができるなら、
品質面をフレッシュに近づけたまま、冷凍する事
のメリットだけを受け取る事ができる。
これなら食料廃棄も防げるし、ムダなコストも
削減でき、エコにも繋がる。まさにSDGs
「持続可能な開発目標(Sustainable Development
Goals)」じゃないかと思ったら、「凍眠」は
SDGsが掲げる様々なゴールに貢献できる機械だとして、
すでに国連本部に高い評価を得ていたのだ。早っ!
保有する特許は日本やアメリカを初め、カナダ、
イギリス、イタリア、オーストリア、スイス、
スウェーデン、デンマーク、ドイツ、フランス、
ベルギー、リヒテンシュタイン、オーストラリア、
ロシア、インド、インドネシア、タイ、韓国、
中国、台湾、ベトナムと全世界に広がっている。
その上、株式会社テクニカンの山田義夫代表取締役
社長が国連会議に招聘され、スピーチまでしていた
なんてスゴっ。まさに“良事”千里を走るだね。
私の手元にはまだ「和豚もちぶたの酢豚」
「海鮮あんかけ炒飯」、デザートには
「亀ゼリーカプチーノ仕立て」が残っている。
明日のディナーも楽しみだなぁ。フフンふふん♪
ちなみにこれらのメニューは、こちらから
今すぐ購入できる。他のラインナップも
美味しそう。横浜中華街は大好きだぁ。
https://www.manchinro.com/frozenfood/
また株式会社テクニカンでは、「凍眠ミニ」の
体験会もやっているので、何だか面白そうだよね。
https://www.technican.co.jp/
YouTubeの「凍眠ちゃんねる」もあるんだよん。
https://www.youtube.com/channel/UCDqjEa4RHXi9ds9atXR94gA
P.S
いつも大変お世話になっているSさん、
この度は美味しいプレゼントと「凍眠」
という未知の世界を教えて下さり、
ありがとうございます。
おかげで体はもちろん、心も元気に
なりました! 心から感謝ですm(_ _)m
★「凍眠」シリーズは全部で5記事あります★
全てお読み頂くと、よりその素晴らしさがわかります!
①食材を「凍らせる、ではなく、眠らせる」日本初・発の画期的な技術!
http://www.coo-an.com/blog/archives/19213
②“凍眠”作「海鮮あんかけ炒飯」&「亀ゼリーカプチーノ仕立て」という“口福 (こうふく)”
http://www.coo-an.com/blog/archives/19218
③出る杭は打たれるが、抜きん出れば憧れになる
http://www.coo-an.com/blog/archives/date/2021/09/01
④シャキシャキの食感は「凍眠」でしか再現できない
http://www.coo-an.com/blog/archives/19230
⑤世界の食の未来を変える「凍眠」
http://www.coo-an.com/blog/archives/19235