私が今まで生きてきて、一番感動した風景は、San Diego
からの帰国直前に乗った気球だ。辺り一面、見渡す限り、
雲に囲まれ、目の前には輝く太陽。その光の向こうから、
今にも白いひげを蓄えた神が現れそうな気がしたからだ。
飛行機から見る朝陽にも感動したが、窓ガラスが邪魔を
する。気球には遮るものが何もない分、ここは天国か?
と錯覚したほどだった。って、まだ行った事ないん
だけど(笑)。あまりに美しすぎて、神々しくて、
涙が出そうになった(T^T)
他にも、マイナス35度の中、カナダ・イエローナイフで
観たオーロラだ。まつ毛が凍るため、目を開ける時にグッ
と力を入れないとならない。凍った湖に大の字になって、
たくさんの流れ星を眺めていた。もう願いかけ放題だ(笑)。
滞在日数を伸ばし、明日バンクーバーに戻るという前夜、
突如、暗闇からピンクとグリーンのカーテンが、ひゅる
ひゅるひゅると降りてきた。「あっ、オーロラだ!」と
大コーフンして叫ぶも、あっという間に消えてもーた。
ほんの数十秒だったが、あまりの美しさに息を呑んだ。
あるいは、標高4,205mのハワイ最高峰マウナケア山頂から
見た広大な雲海。富士山より高い所からの夕陽は、まるで
朝日の如くまぶしくて、日本の茜色の「夕焼け」とは違い、
まさしく「ザ・サンセット」といった感じだった。
「大自然を抽象化すれば神となり、
神を具象化すれば大自然となる」
という釈迦の言葉は、私の体験と相まって、腑に落ちて
いった。大自然は「真・善・美」の神の世界であり、
触れると自分の内側から、何かがスーッと流れていく。
これがきっと、「クリアリング=魂の浄化」なのだろう。
「美しいものを見なさい。美しいものに触れなさい」と
いうのは、クリアリングには欠かせないからなんだろうね。
私にとって、魂の浄化は大自然とセットだった。
ところが、それを人間でもできると教えてくれたのが、
66年ぶりに五輪連覇を果たした羽生結弦クンだ!
帰って来た王者の演技を見る度に、私の中で浄化が起こる
のは、羽生クンが「真・善・美」を体現してくれたからに
他ならない。まさに神の世界で、気球から見た天国の
ような風景や、神秘的なオーロラ等と同じレベルで、
私のココロの澱を洗い流してくれたのだ! こんな体験は
生まれて初めてで、感動に打ちひしがれている。
今から10年以上前、初めて読んだアガスティアの葉の予言
には、「私はあなたに、秘密を語りましょう。シヴァ神と
女神パールバティーがある人々を通じて、世界に力を及ぼ
している訳ですが、そういう人達は世界で大変、数が少ない。
その中の重要な人の一人が、あなたの瞑想の先生です」と
書かれていた。世界に影響を及ぼしている羽生クンは、
間違いなく、その重要な人に入っているはずだ、
キッパリ( ̄^ ̄)ゞ 今となっては右足のケガは、金メダル
への伏線としか思えないよね。
羽生クン、五輪連覇、心からおめでとうございます!
魂の浄化をしてくれて、ありがとうございます。
右足のケガをしっかり治して、また氷上に元気に戻って
来て下さい。私もあなたのように、進化・成長したいです。
まずはその前に、大変お疲れ様でした。ゆっくり休んで
下さいね。あなたと同時代を生きられて、私はとっても
幸せです(^-^) 「真・善・美」をありがとう、羽生クン!