小学生の頃は「欠けている子」、
中学生の頃は交換日記を
「ヤンキー」の子達に申し込まれ、

これが音楽高校ピアノ科という
特殊な環境になると、

ロンドン系のいわゆるニューウェーブに
ハマっていた友達と、
急激に親しくなっていく。

共通項はニューウェーブ系音楽
を中心にしたカルチャー全般。

なぜかコンサートを「ギグ」と呼び、
ギグ当日は舞台用のメッシュで
前髪だけを金髪にしていた。

舞台用のメッシュを使っていたんだけど、
おでこに金粉がつくと、なぜか青くなるん
だよね。絶対、ヤバい原料が含まれてたわ（笑）。

でも、そんなのカンケーねぇ！

ルージュは紫、オトコ受け3,000％しない
ニューウェーブ系のファッションで、
ばっちりキメていた。

と、自分では信じて疑わなかった（笑）。

未空母には「頼むからその格好で、
このマンションから出ないで」
と懇願されたほど。

会話の9割は、大好きなイギリスの
バンドの話で、毎月誰かしらの
コンサートに出かけ、

音楽雑誌の発売日には本屋へ走り、
下敷きの写真を新しいモノに
入れ替えていた。

ニューアルバムが出れば歓喜し、
テレビ出演する時は、ドキドキ
しながら待ち構えていた。

母からは「タコツボ族」
と呼ばれていたっけ。
 

タコツボ上等（笑）
 

ここまでニューウェーブ系の
音楽にどっぷり依存していた
日々は、私にとっての「部活」
だったのかもしれない。

おかげで、10代特有のけだるさや、
無気力などにはならなかった。

つまり、幅広い意味で「音楽」に、
身も心も、魂も救われていたのだ。

あれから数十年・・・

空庵事務所に初めて、
美老庵・師匠が来てくれた時、

ご飯を食べに巣鴨名物
「ときわ食堂」に行った。

その道すがら、

「あなたは空庵に依存してるよな。
でも、それはいい依存だと思う」

と師匠に言われた。

「依存にいい、悪いってあるんですか？」

と聞くと、

「あるよ！」と言い切られた。

「空庵」と「未空」と「神仏」
は三位一体で、この依存関係は
崩しようがないと思っている。

どれが欠けても成り立たない。

神仏への依存は、常に護られている
と実感できる安心感だ。

これが年々、深まっている。
 

いい依存は、
 
自己充足感が内側から湧き上がり、
 
悪い依存は、
 
自己不足感を外に求めるのかもしれない。
 

大好きな夜回り先生こと、
水谷修さんの言葉
 

「いいもんだよ、
 
生きるって」
 

そんな風に思える「いい依存先」を、
今後も増やしていこうと思う。

P.S　2018年もあと28日。

現役の天皇が生きながらにして退位し、
新しい年号が生まれるのは、
日本の歴史上初。

消費税が10％に上がり、
GWは初の10連休など、

様々な変革が目白押しの2019年。

空庵では、そんな時代を生き抜くための
 
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大将のお店で美味しい食事をした後、イルミネーションに連れて行って下さり、これもとても感動だった。シラサギがあんなにたくさん止まっている木を見た事がない。この季節ならではのイルミネーションは、見ているだけで幸せな気持ちになるよね(^-^)