2018 年 2 月 3 日 のアーカイブ

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掃除をする広さと深さが、その人の人格に比例する

2018 年 2 月 3 日

イエローハット創業者・鍵山秀三郎氏の言葉は、
どれも深い。

それを実感したのは、あの大雪の日。まさに

「雪かきをする広さと深さが、
その人の人格に比例する」

千葉出張からNO混雑、
NOストレスで帰って来た私は、

ズリズリとスーツケースを引っ張りながら、
ったく雪道は歩きづらいなぁ、
とぶつくさ言っていた。

そして、すぐに空庵事務所に暖房を入れ、
ホッとしていた頃、外からは

「ザザっ、ザザザザー」

と雪かきをする音が聞こえていた。

どこの誰かは知らないが、地域のために、
そこに住む人のために、寒空の中、

ひたすら雪かきをする人がいる。

誰に頼まれた訳でもなく、
公に表彰される訳でもなく、

面と向かって感謝される訳でもなく、
それでも雪かきをする人がいる。

こういう人間力の高い人こそが、

貴重な「人財=パワーパーソン」

なんだと思う。

そして、思い出したのが鍵山氏の言葉だった。

私が掃除をするといえば、
部屋の中とベランダぐらいで、

それ以上に広げた事はない。

つまり、器もその程度だし、
人格もそれに比例する。

公の場所を掃除したり、
雪かきをしている人って、

本当に偉いなぁと尊敬してしまう。

雪が降ったら、
家でぬくぬくと過ごすと決めている私と、

雪が降ったら、
公道も雪かきしようと考える人と、

そもそも「基準」が違うんだよね。

何を当たり前とするのか、
「基準」がその人を創っている。

どういう「基準」を持っているかが、
その人の人格であり、

雪かきのように義務でやらなくてもいい事を、

どれだけできるかという事が、
人格に比例している。

つまり、基準=人格。

みんなが私と同じ「基準」だったら、
雪道は雪道のまんまで、

ったく歩きづらいったら、
ありゃしないとブー垂れてるだけだ。

高い「基準」を持っている人のおかげで、
私は雪かきされた道を歩く事ができた。

これこそが人間力の差だね。改めて

「雪かきをする広さと深さが、
その人の人格に比例する」

巣鴨の顔も、
名前も知らない「基準」の高い方々、

寒い中大変お疲れ様でした。
ありがとうございましたm(_ _)m

ユーモラスな鬼

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