20コ上の友人K嬢は、
植物の名前にめっちゃ詳しい。
一緒にいる時、私はまるで子供のように
「ねぇねぇ、これ、何の花?」
と聞きまくってしまうのだが、
K嬢はメンドくさがらずに、
「それは、〇〇だね。△△と似てるんだけど、
葉っぱの形で見分けられるよ」
と丁寧に教えてくれる。
K嬢を紹介してくれた友人と3人で、
もう何十年も一緒に花見に行き、
時には花火や紅葉、
ピクニックにも出かけたりしている。
女の友情の永~~~いコトよ。
こういう繋がりは、人生の宝物だ。
1年に1~2回しか会わないのだが、
会う度に何かしら新しい事をしている
K嬢なので、刺激を受けると同時に、
ホント魅力的で豊かな人だなぁ。
こんなオトナの女性になりたいなぁ
と思ってしまう。
もし、K嬢がそばにいたら、
「ねぇねぇ、これ、何の花?」って、
すぐに聞いちゃうね。
紫から白に変わるのか。それとも、
白から紫に変わるのか。
歩きでなければ気がつかなかった、
グラデーションの真っ最中。
でも、わからない事はわからない
ままにしておいても、
楽しかったりするよね。
わからないってある意味、
ステキな状態だとも思うんだ。
自分の将来がわからない事の恐れ、
未来が見えない事の不安など、
わからない事をわかろうと、
必死になればなるほど、
不安になっていくんだよね。
だって、神のみぞ知る世界でしょ。
わからない事はわからないままに
しておけば、それを楽しむコトが
できるんじゃね?って、
この花を見てふと思った。
「わからない」には、
実は2つの作用があって、
自分の将来や未来が不安で、
わからない」っていうのと、
例えばワールドカップのサッカー戦などで、
どっちが勝つか?っていう、
あのドキドキしたコーフンMaxの感覚も、
「わからない」でしょ?
何が起こるか「わからない」っていう、
この感覚が世界中の人間を巻き込んで、
熱狂させてるんだ。
これってもはや地球レベルの、
凄まじいエネルギーでしょ。うんうん。
だから「わからない」には、
ヒトを「不安」に陥れる作用と、
「コーフン」させる作用の2つがあって、
それは「一寸先は闇」と絶望するのか。
「一寸先はオモシロイ」と楽しんじゃうのか。
どっちを選んでも、
自分にとっての正解があるだけで、
〇×や正しい間違ってるの話じゃない。
あくまで個人的な選択であり、
そこら辺は自由度200%!!
ただ、ワタシ的には「わからない」って、
未知の、ステキなこれからの、
ドキドキした感覚で、O.Kだと思ってる。
実は一寸先は、オモロイ、のかもね(笑)