「氏名は使命」。同じ音霊は親戚関係であり、言霊には固有
のパワーがある。小学生の頃、男の子が「ブス」と言うと、
女の子が「ゲス」と返していたような(笑)。最近、あまり
聞かなくなった「ゲス」だったが、これが“ゲスの極み
落女(おちめ)”に始まり、「ゲス」という言霊エネ
ルギーが、社会にまき散らされている気がするのだ。
最近、聴いた名前で、「厚切りジェイソン」と「ゲスの
極み乙女」は、やたらとインパクトがあって、ウマいなぁ、
面白いなぁと感心していた。
が、よくよく考えてみれば、「ゲス:下種・下衆・下司」
とは、 心根の卑しい事。下劣な事。また、そのような様
やその人、という意味だ。決して、綺麗な日本語でも、
美しい言葉でも、まして本来、使いたい言葉ではない。
ゲスのエネルギーは、同じくゲスを引き寄せる。それが
波長の法則で、似非イクメン議員が見事に、ダイレクト
キャッチした、と見たのは、私だけだろうか(笑)?
「け」というのは、現代で「気(=き)」と表現されて
いる力であり、古代では「け」と表現されていた。気配
の「け」。「け」の言霊は、「気」に関わる働きがある。
「す」は「すーっとする」、自分の中にあるものが、
外に出た時に表現する言葉で、通常は「悪いもの」が
出た時に使うが、本来は「良いもの」を与えた時に
出てくる言葉なのだ。
「ゲス」という言霊が、使われれば使われるほど、
聴けば聴くほど、聴くに堪えないゲスすぎる事件が
増え、それはヒトも然りなのでは?
「見つめたものが拡大する」という宇宙の法則では、
「ゲス」を見つめるのか、それとも「逆ゲス」を見つ
めるのかは、自分で選べるし、それによって現実も
大きく変わる。ポジディブな部分を「見つめない」と、
圧倒的に「損」をするのは、自分なのだから、もう
そろそろ、ゲスの逆である「スゲー」に切り替えた
方が、おトクなんじゃないのかな。
と、ここで、最後まで読んで下さった、「スゲー」