1/26付「超うれしいデビュー作『かみさまの貸し農園』by 山幸ホオリ
さん中篇」から読んでね。
http://www.coo-an.com/blog/archives/17521
そこでふと、ある作家の言葉を思い出した・・・それが井上ひさし氏。
彼の「むずかしいことをやさしく、やさしいことをふかく、ふかいことを
おもしろく、おもしろいことをまじめに、まじめなことをゆかいに、そして
ゆかいなことは、あくまでゆかいに」の通りで、「かみさまの貸し農園」
の内容は深いのだが、かみさまが色々な動物達と対話したりして、
とてもわかりやすく表現されている。
全4章だが、私が一番好きなのは、第1章の「かみさまの貸し農園」だ。
おじいさんの“畑”にできる野菜は、どれも絶品で、みんなその秘密
を知りたいのだが、誰にも真似できない。
かみさまからのアドバイスは、「毒草はこまめに抜く事じゃ」。放って
おくと、あっという間に毒草がはびこり、刈り取るだけでは、根が残って
しまうので、結局、一本一本、丁寧に抜いていくしかない。
この作業があまりにしんどいので、途中でラクしようとする欲張りな
おばさんが登場するのだが、まるで自分を見るようだった(笑)。
この毒草がはびこる畑は、「心」の比喩で、毒草はネガティブな感情で
あり、良い種を蒔けば、良いモノが育つ因果応報の世界を表している。
自分の畑は自分で耕すのが、かみさまとの約束であり、肩代わりも許さ
れない。自らの畑=心に良い種を蒔き、毒草=ネガティブをこまめに
抜いて、ただひたすら耕し続ける=生きるという事なのだ。
そこにできた野菜は、べらぼうに美味しく感動モノで、人に分け与えて
いるうちに、かみさまから卒業を言い渡される。とても素敵なファンタジー
であり、人生に必要な事がたくさん詰まっている。
読んだ後に気持ちがほっこり(^-^)アニメ映画で見たいなぁ。山幸ホオリ
さん、素晴らしい作品をありがとうございます。
Kindle本は、以下からオーダーできます。
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「かみさまの貸し農園」は一人でも多くの人に読んでほしい。さぁ、
今日も畑にはびこる毒草を抜いて、うれしい楽しい種を蒔こう。
私の畑を耕していこう。
1/15(水)溜池山王で行われた毎年好例「新春開運講座」の帰り、主催する企業のマネージャー様からお土産を頂いた。いつもお気遣い頂き、ありがとうございます。巨大なレモンは、常連のお客様からの思いがけずプレゼント。お庭に毎年、成るそうで超デカッ(ノ゜O゜)ノ こんなの見たコトないよね。黄色はビタミンカラーなので、置いてあるだけで元気をもらえる。それにしても何杯、レモンティーが飲めるかなぁ(笑)。貴重なビタミンをありがとうございました\(^o^)/