11/9付「常連のクライアントの方の『人を呪わば、穴無数』
に繋がる事件」から読んでね。
http://www.coo-an.com/blog/archives/17343
私は3~4歳の頃からピアノを習い始め、音楽高校のピアノ科
に進んだので、音楽の先生とは接点も多い。個人的な意見と
して、男の先生は神経質で変わり者、女の先生は支配欲や
思い込みが強く、気性の激しいタイプが多い気がする。
中学時代に習った女の音楽の先生は、それこそ最低最悪で、
音校時代の担任を始め、音楽の先生の非人間性や、底意地
の悪さなどは嫌というほど見てきている。
大阪で起きた傷害事件、60歳の小学校の音楽講師の女は
職員室で、40代の女性教諭に睡眠導入剤を混入したシュー
クリーム1個を配り、急性薬物中毒に陥らせたほか、職場復帰
したばかりの教諭の運動靴や指導用教科書に、「ヤメロ」「バカ」
とマジックで落書きした疑いが持たれている。
音楽講師の女は容疑を認め、「可愛げがなく、学校からいなくな
ればいいと思った」などと供述しているという。仮に被害者の女性
教諭が40歳だとしたら、その年齢差20歳。
私と美老庵・師匠と同じだ。女は家族に処方された睡眠導入剤
「ブロチゾラム」の錠剤を持参し、職員室での会議中に、自ら買っ
て来たシュークリームを配った。
教諭にだけ錠剤入りのものを渡し、「1錠を割って、中に入れた」
と供述している。教諭は食べて間もなく意識不明となり、病院に
搬送され、9日間入院した。
病院から急性中毒の患者がいると通報があり、女性の血液を鑑定
したところ、服用した覚えのない導入剤の成分が検出された事
から捜査していた。
4月には教諭が担当する児童の個人情報が書かれた書類の紛失
も起きており、他にも複数の女性教諭が会議の途中に気絶し、いき
なり眠り始めるなど、突然の体調不良を経験していた事が、捜査
関係者らへの取材でわかった。
教諭らは原因不明の「眠り病」と呼んで、恐れていたという。「教諭
の指導方法が自分と異なり、任せていたら子供達が育たないと
感じた。態度にも不満があり、邪魔で仕方なかった。いなくなれば
いいと思った」というのが、今回の事件の動機だが、ここまで彼女
を駆り立てたものは一体、何だったのか?
自分が正しいと思い込んでいる人ほど、周りが気に入らず、常に
イライラしている。それが積み重なって、恨みつらみに変わり、
相手を無き者にしようとまで思い詰めたのか。
今、彼女は「音楽の先生」という仕事を、自分の人生を、どんな風
に考えているのか?などなど・・・ふと、話してみたくなった。
P.S 昔、ライブにも行った事がある、大好きなTodd Rundgrenの「Wailing Wall」が突如、頭の中で流れ出した。誰も亡くなった訳ではないけれど、今は鎮魂歌のように聴こえる。人間の愚かさや悲しみ、憐れみ、美しさ、慈しみ、優しさ、哀れさなど、色々こもっている気がして、魂が洗われる名曲だと思う→ http://www.youtube.com/watch?v=_spp-Hmvgn4