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四国遍路の白装束にまつわる驚愕の事実(ノ゜O゜)ノ

2013 年 11 月 18 日

2013年は四国霊場開創1200年記念だったらしい。未空母は
四国八十八ヶ所霊場を巡った後、西国三十三ヶ所、坂東三十三
ヶ所、秩父三十四ヶ所を総合した日本を代表する百観音も巡って、
行きたい時に行けて、本当に良かったと言っている。

四国のお寺は大体、どこも階段だらけで、山の上にある事が多く、
若いうちに行っといた方がいいわよとアドバイスされた。私のクレア
ボヤンス・リーディングの先輩は40代後半で、4年かけて四国八十
八ヶ所を巡礼したという。

未空母も先輩も、現地では白装束、菅笠(すげがさ)、錫杖(しゃく
じょう)というスタイルで、春と秋に行くバスツアーだ。私にはお遍路
=白装束というイメージがあり、昔は野垂れ死にも覚悟だったので、
そのまま死に装束になったと聞いていた。

だが、実はお遍路を白装束で巡るというのは、戦後に定着という
ニュースを見て唖然とした。えーっ、そんなに新しかったの(笑)?
http://mainichi.jp/select/news/20130828k0000e040162000c.html

1958年(昭和33年)頃は東京タワーが完成した年で、戦後の
復興が進み、国内旅行も盛んになり始めていた。お遍路の団体
バスが普及する中、聖なる世界へ行くというイメージの白装束が、
ユニホーム化したのでは?と分析されているのだ。

江戸時代に決まった服装はなく、明治時代に奉納された絵馬や、
大正時代の記念写真を見ても、着衣は柄もので白装束はない
という。戦後もしばらくは、ハイキング姿などで定型はないのだが、
1958年の写真では大多数が白装束姿で、この頃からお遍路の
正装と考えられていたようだ、とニュースは伝えている。

未空母は「四国に行くと、白装束だらけだから、普通の格好の方
が目立つのよ」と言っていた。だがしかし、お遍路1200年の中で、
白装束で巡るというのは、たかだか55年ぐらいの歴史しかない
ワケだよね。デザイナー不明のニューファッションなんだよね(笑)。

四国以外では白装束は見られず、百観音巡礼はみんな普段着
だったとか。お遍路は昔、もっと自由なスタイルで、揃って白装束
を着ていた訳ではなかった、という新たなる事実。

思い込みってコワいよね。他にも探してみれば、こういう事って、
たっくさんあるんだろうなぁ、実は。自分の常識を疑ってかかれ!

最も多く遍路に出る年齢層は、60歳代が36%、70歳代が20%、50歳代が16%だそうな。シニア専門ネイルの顧客とかぶってると思った(笑)。何にお金を使うかは、人それぞれだよね。

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