クライアントの方の美しい花嫁姿を写メして頂いた時は、空庵ブログ
にUPさせて頂いてもよろしいでしょうか?と、お願いMailをしている。
今回は初の海外ウェディングであり、私の大好きなバリ島での結婚式。
衣装もステキで、幸せな画像をシェアしたいとの思いから、何としても
UPしたかった。ご快諾頂き、ありがとうございました。心から感謝です。
国際結婚というと、日本では欧米人志向が強く、そもそも国際結婚
という言い方が日本的だ。配偶者がアジア人に対する差別は、まだ
まだ根強いと思う。
以前、フィリピン人女性と日本人男性の幸せなご夫婦がいらっしゃっ
たのだが、「日本人女性に相手にされないから、フィリピン・パブとか
に通い詰めて、デキちゃった婚だったんじゃないの? 永住ビザ欲し
さに結婚するフィリピン人って多いじゃない? いいように手玉に
取られたのよ」と、全くの第三者からなれ初め?を聞いた。
確かに実際、そういうカップルもいるだろう。だが、このご夫婦について、
事実は全く違っていた。夫である日本人男性は、車のメカニックの技術
に優れ、青年海外協力隊に入り、世界中を周っていた。
そして、フィリピンの電気も通ってない素朴な島で、今の奥様と出会い、
恋に落ちて結婚。そして、2人で日本に帰って来て、ご主人は都内で、
車の板金屋さんを営んでいる。これが紛れもない事実だった!
私がこのカップルの、本当のなれ初めを聞いたのは、この板金屋さん
で車を修理してもらってる男性が知り合いだったからだ。女性が日本
のフィリピン・パブで働いていた訳ではなく、デキちゃった婚でもなく、
まして永住ビザ欲しさに結婚した訳でも何でもない。
よくもまぁ、ここまでデタラメというか、悪意満載の憶測で、人のなれ初め
を語れるもんだと、心底呆れてしまった。もし、彼女が欧米人だったら、
ここまで辛辣な事を言われずに済んだだろう。