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第172回明治大学マンドリン倶楽部定期演奏会 in 日本青年館

2013 年 6 月 8 日

未空父からチケットをもらい、第172回明治大学マンドリン倶楽部定期
演奏会に出かけた。場所は日本青年館だったので、最初は代々木から
明治神宮を抜けて行こうと思ったが、時間もなくなり、原宿から竹下通り
を抜け、いつもとは違う道を通って、待ち合わせの時間ギリギリに到着。

明治大学マンドリン倶楽部は1923年(大正12年)、6人のマンドリン・
ギター愛好家によって創設され、1924年の第1回演奏会で、セカンド
マンドリンの殿(しんがり:列や順番などの一番後)を務めたのは、
作曲家・古賀政男だった。

マンドリンは古代由来の楽器「リュート」を祖とし、19世紀中頃イタリア
で大改良されて生まれた撥弦楽器(はつげんがっき:弦をはじいて音
を出す楽器の事で、他にはギターなど)。ドイツ、イタリア、そして日本
で愛好者が多く、日本伝来は約100年前。

本家イタリアでは20世紀前半まで、隆盛を極めたがその後下火になり、
現在、日本が世界一の愛好者人口を持つ。クラシックの作曲家ヴィヴァ
ルディやベートーベンなどが、マンドリンのための楽曲を作曲している。

私にとってマンドリンは、丸っこい形をした弦楽器ぐらいのイメージで、
実は私が思っていた楽器はマンドリンではなく、「マンドラ」だったと
いう事に今回、初めて気がついた。

フリー百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」によれば、「マンドラ」は
マンドリン属の弦楽器で、マンドリンよりも一回り大きい。マンドラ・テノーレ
とやや小さいマンドラ・コントラルトがあり、両方とも弦は4セット8弦。

通常「マンドラ」といえば祖国イタリア、フランス、ドイツ、日本などでは
マンドラ・テノーレ、アメリカなどでは、マンドラ・コントラルトの事を意味
する。他のマンドリン属の楽器にはマンドリン、マンドロンチェロ、マン
ドローネなどがある。

もうトリビアの嵐で、ホント世の中、知らない事が多すぎるわ、ってワタシ
限定なんだけどね(笑)

次回につづくーっ

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