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お初な駅弁「牛肉どまん中」in 山形

2013 年 5 月 26 日

朝早い新幹線に乗る時は、おにぎりを作って車内で食べるのが常だ。
夜遅い場合は、どこかで食事を済ましてから乗る。夕方出発で且つ、
お初の山形新幹線となると、今までの常識を打ち破って、やっぱ駅弁
でしょと思い、東京駅の構内を物色した。

前にTVで見た「牛肉どまん中」は、山形県産米「どまんなか」をふっ
くら炊き上げ、その上に特製のタレで味つけした牛そぼろと牛肉煮
をのせた牛丼風のお弁当だ。山形新幹線開業に合わせて開発され、
今では全国的に人気のある駅弁となった。お値段1,100円。

やはりここは王道でいこうと「牛肉どまん中」を買い、野菜不足を補うため、
東京駅地下のグランスタで、オクラと緑野菜と湯葉のサラダを購入。これ
で完璧だね(*^ー^)b すっかり旅行気分でデザートには、普段なら手
を出さない車内販売のりんごアイスをGet! 

スジャータが出してるんだけど、初めて見たなぁ。新幹線のアイスクリーム
は固い。そのワケは、アイスクリームの製造元の話によると、「濃厚で奥深
い味わいにするため、空気の含まれる量を少なくしており、他のアイスに
比べ密度が高くなっている」からなんだそうな。

関西方面に行く「のぞみ(←名づけ親は列車好きの阿川佐和子の父)」
と大違いなのは、山形新幹線は山間部を走るだけあって、トンネルが
多いんだわ。こんな地形によく作ったよね。本当に凄いと感心する。

山形新幹線の最高時速は240キロで、国内最速を誇る東北新幹線
「はやぶさ」は320キロ。日本国内で300キロを出すのと、諸外国で
300キロを出すのとでは、ワケが違う。

諸外国の高速鉄道は民家のない、トンネルのない頑丈な地盤を走る
事ができる。車体が重たかろうと、騒音がひどかろうと、広い大地で
お構いなしに走れる。日本の新幹線は狭い国土の民家を縫うように、
高架線を敷き、国土の大半を占める山にトンネルを掘り、その障害物
の間を走り抜ける。

そのために新幹線は、「お上品で小柄。その上、よく働く」と噂の日本
人そのもののように、静かで軽く、その上高性能なんだそうな。うーん、
まさにその通り。もう素晴らしすぎるよ。世界に誇る日本の大自慢
「新幹線」だーい。ってオイオイ、何だか鉄子さんになってきたよ(笑)

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