アメリカのコインにはそれぞれ呼び名があり、1セントはペニー、5セントは
ニッケル、10セントはダイム、25セントはクォーター。クォーターはペンシ
ルバニア州のフィラデルフィアとコロラド州のデンバーの造幣局で製造
されており、硬貨の表面に、どこの造幣局で製造されたかを示すミント
マークがある。という事を今回、初めて知った(笑)。
空庵事務所に届いた1通の白い封筒。San Diego時代、一番仲の良か
ったフランス人の友達Nadineかなと思いきや、意外や意外、ハワイ島
に住むDennisからだった。中にはハワイのカレンダーと1枚のクォーター
が入っていた。
Dennisと初めて出会ったのはハワイ。女3人でハワイ島&オアフ島に
行った時のタクシードライバーだった。その時、彼はドライバー兼カメラ
マンで、私達はたくさん写真を撮ってもらった。帰国後、Dennisと一緒
に撮った写真を送ったのがきっかけで、毎年XmasカードとBirthday
カードを送り合うようになった。
といっても、ご縁が続いているのは私だけだ。もうあれから何年経つの
だろう。なぜDennisはクオーターを送ってくれたのか? それはフリー
百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」によれば、1999年~2008年
にかけて、アメリカ50州それぞれの特徴が裏面に描かれたクオーター
が発行された。
このプログラムの期間中、1年に5回(73日に1回)新たな硬貨が発行
されていき、10年間で全ての州の硬貨を発行する。それぞれの図柄は、
その州独特の歴史や伝統、シンボルになっており、通常、その州の住民
がデザインしたものを州政府が選び、そしてその州の図柄を決定する。
硬貨は合衆国に加入した時期の早い州から順番に、1999年~2008年
の間に発行されていく。このプログラムはアメリカの記念硬貨の中でも、
最も有名なものとして知られるようになり、アメリカ合衆国造幣局によると、
コレクターの数は1億人以上にのぼるとされる。
http://www.quarterdesigns.com/
Dennisの手紙によれば、ハワイ州は最後の50州目だそうで、彼は送って
くれたクオーターを「Please keep it as Good Luck Coin」と書いていた。
http://www.quarterdesigns.com/proposed/hawaii.html
ハワイ州のコインを見たが、私がもらったコインはなかった。かなりレアな
のかな。それをわざわざ送ってくれるなんて、めっちゃめっちゃうれしい♪
Dennisの優しさ、温かさを感じるよね(^-^)
この貴重なGood Luck Coin、御守に持ち歩こうと思ったが、考えた末
に事務所の机の引き出しに入れた。開ける度に見えるように、心を感じ
られるように。どうもありがとう、Dennis!
さぁ、今度は私の番で、Dennisに何を送ろうか? 春だから、Dennis
には桜のカードでお礼をして、プレゼントは後だ。せっかくなら日本らしい
物がイイよね。私の誕生日にNadineからブレスレットが送られてきた
ので、彼女の誕生日には「こけし風オシャレ折り畳み傘」を送った。
http://store.shopping.yahoo.co.jp/life-life/amb1.html
ハワイ島、フランスと長年の友情は、これからもまだまだ続く。このご縁
に心から感謝すると同時に、大事にしたい。Thank you very much,
Dennis. You’re always on my mind. Doomo Aligatou(^_^)/~