雪化粧した鳥海山を眺め、BGMに花のワルツを聴きながら、美味&ヘル
シーな朝食を優雅に堪能していた直後、悲劇が襲った。超韓国通のTさん
から、私のワンピの背中に穴が開いているのではないか?とお電話を
頂いたのだ。すぐにチェックをすると、まさに大きな穴がポッカリ。
ありえねーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
ワンピをくれた友人に「背中が割れた」と話したら、「セミになった?」とツッコ
まれた(笑)。慌ててフロントでソーイングセットを借りて・・・までは良かった。
本当の悲劇は、ここから始まった(>_<)
私はハンパない超ブッキーで、ここ数十年、マジで針と糸を持った事がない。
パンツの裾などがほつれれば即、未空母に「直して~~~~~(┬┬_┬┬)」
と泣きついていたからだ。
それにしても、針の穴って何であんなに小さいの? 糸通しとかないの?
マジで泣きそうになったが、泣いたところで誰かが助けてくれる訳ではない。
男性ならフロントに行って、「穴が開いてしまったんです。縫って頂けないで
しょうか?よろしくお願いします」と言えばやってくれるだろうが、私は一応、
生物学的には女性なので(笑)、そんなモン自分でやれよ、と言われるに
違いない。時計を見る度、出発時間は刻々と迫っている。
フツーの通し方では絶対にムリなので、最後はベッドに針を突き刺し、一人
で「気合いだ、気合いだ、気合いだぁぁぁぁぁぁぁ。絶対に糸は通るぅぅぅぅぅ!」
と叫んで、格闘するコト20分以上。気を集中し、神に祈り、名づけて
「糸の通り乞い(笑)」
もう涙目になりながら、Tryあるのみ。人生でこんなに焦った経験は、かつて
あっただろうか? 未空母の存在に心から感謝した。ベッドに突き刺さした
針の穴めがけて、「えいっ、えいっ」と、とにかく数打ちゃ当たるの世界で、
寒い山形で汗が噴き出してきた頃、
「やったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ、
通ったーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!」
見事開通d( ̄◇ ̄)b 後は縫う・・・とゆーか、穴を塞ぐ。よくよく見たら3箇所
も開いてやんの。マジでありえねーーーーーーーーーーーーーーーーーっ!
ホント何~も気がつかなかった私は、バホ(バカ+アホ)以外の何者でもない。
これでもし、韓国通のTさんがご親切に教えて下さらなかったら、一体どんな
事になっていたか。知らぬが仏では済まされまい。
未空母が見たら、卒倒しそうな縫い方で、とりあえずフィニ―ッシュ\(^o^)/
起死回生で鳥海山が涙で霞んで見えた。超韓国通のTさん、本当に本当に
ありがとうございましたm(_ _)m 心から感謝ですm(_ _)m 今後とも何とぞ
よろしくお願い申し上げますm(_ _)m カムサハムニダ×100!