最初にご予約を頂いたお客様からの留守電を聞いたのは、奈良出張で
ホテルに向かう途中だった。私が東京に戻るのは、5/21(月)の夜遅く。
すぐにコールバックをすると、留守電になっていたので、私の事情をお話
して、本日、夕方のご予約となった。そして、お2人目の急遽、ご予約の
方は、18時にして頂いたのだが、18時には空庵事務所を出ないと、バイト
に間に合わないとの事だったので、ギリギリの17:15に来て頂く事にした。
実はこのタイミングが、神様からのギフトだった事を、後で知る事となる。
帰り際、ひょんな事から話が盛り上がり、すぐに願いが叶うというあるモノを、
お財布の中から取り出して、見せて下さった。ある意味、私も見慣れている
モノの一種だったが、これは特別な働きをするものらしい。
興味の方向性が同じだと、当然、行きたい国も似てくる。そこで更に話が
盛り上がった。すぐに願いが叶うというあるモノをしばし眺めながら、「貴重
なモノをありがとうございました」とお返しすると、「これ、差し上げますよ」
とおっしゃる。
「えっ、そんな大事な貴重なモノを・・・」「ホントにいいです、いいです」「あり
がとうございます! 実はどうしても叶えたい事があって、奈良の神仏にも
お願いして来たんです」「それなら尚更、すぐに叶っちゃいますから」と笑い
ながら、ちょっとした使い方を教えて下さった。
その方がお帰りになられてすぐ、私は何の疑いもなく、その貴重なモノに
手を触れながら、お願い事を声に出した。私が今後、仕事をしていく上で、
空庵を続けていく上で、どうしても必要な、絶対に叶えたい事!
目をつぶって、ただ、それだけを真剣に、ひたすら祈った。もし、この方
が今日、17:15というハンパな時間でもO.Kと言って下さらなかったら、
ひょんな事から話が盛り上がらなければ、すぐに願いが叶うというある
モノは、頂けなかっただろう。
この絶妙なタイミングは、まさに必然で、明らかに流れが変わったの
がわかった。それも私が、最も強く望んだ方向に・・・