3/19付「ヘレン・ケラーが尊敬していた日本人『塙 保己一』」から
読んでね→ http://www.coo-an.com/blog/archives/date/2012/03/19
塙保己一(はなわ ほきいち)は1760年、江戸に出て、永嶋
恭林家の江戸屋敷の元に身を寄せる。約3年間、盲人として
の修業に費やし、17歳で盲人の職業団体である当道座の
雨富須賀一検校に入門し、名を「千弥」と改め、按摩・鍼・
音曲などの修業を始めた。しかし生来、不器用でどちらも
上達しなかった。
加えて、座頭金の取り立てがどうしてもできず、絶望して自殺
しようとした。自殺する直前で、助けられた保己一は、雨富
検校に学問への想いを告げたところ、「3年経っても、見込み
が立たなければ、国元へ帰す」という条件付きで認められた。
通常、彼らが本業以外の道に進む事は、有り得なかったという。
書を見る事のできない保己一は、人が音読したものを暗記して、
学問を進め、猛勉強に次ぐ猛勉強の末、「群書類従(ぐんしょ
るいじゅう:法律、政治、経済、文学、医学など、あらゆるジャ
ンルの貴重な史料が収められた666冊に及ぶ大全集)」の
編纂を成し遂げた。享年76。
さすがヘレン・ケラーが尊敬していた人物だけあるが、それ以上
に彼女の両親が、塙保己一を知っていた事に一番感動した。
ぬわ~んと、渋谷に塙保己一資料館があるので、行ってみよっと♪
http://www.onkogakkai.com/
春分の日のイタリアン・ランチは、アンティパストからして美味しかった。こうやって少しずつ楽しめるのはイイよね。豆のサラダは、外国のフードコートの香りがして懐かしかったなぁ。