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才能寄付

2012 年 3 月 7 日

日経ビジネスオンラインで、「才能寄付」という記事が目に止まった。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/world/20120227/229130/?mlt&rt=nocnt

お隣の韓国では、「才能寄付」がブームだという。「才能寄付」とは、
日本でも知られている「プロボノ(pro bono publico)」・・・って私は、
この言葉を初めて聞いたんだけどぉぉぉぉぉ(笑)、「公共の利益の
ために、自分の才能や知識を無料で提供する事」という意味だ。

アメリカで法律事務所が弁護士に対して、無料法律相談や無料
弁護活動を義務化した事が、そのきっかけとなったんだそうな。

韓国では弁護士に限らず、誰もが広く参加できる活動にして、
「才能寄付」と呼んでいるそうで、靴の修理を長年しながら、
靴磨きのコツを貧しい人に教えて、起業を手伝う「才能寄付」
を行ったおじさんが、話題になった事もあるんだとか。

主婦もよく才能寄付に参加していて、母親達が学生時代に
学んだ専攻を生かして、お互いの子供の家庭教師になる。
これはナイスアイデアでしょ。素晴らしいよね。

大学で国語を専攻した母親は国語を、数学を専攻した母親
は数学を教える。その他にも、子供達に料理や畑仕事、折り
紙を教えたりなどの「才能寄付」もあるのだ。

農漁村の小学校では、保護者が放課後教室の先生として
活躍し、これも「才能寄付」だ。編み物やサッカー、バドミン
トン等、自分が得意とする分野や好きな分野の事を子供
に教える。この組み合わせはワクワクするよね。

東南アジアから農村に嫁いで来たお嫁さん達は、子供達
に英語と外国の文化を教えるのだ。まさに善循環でしょ。

「才能寄付」のポイントは、自分ができる事や得意とする事を、
楽しみながら長く続けるのが、一般的なボランティアとの最も
大きな違いだそうで、この“ムリなく自分が楽しみながら”が、
やっぱミソでしょ。だから、長く続けられるんだよね。

才能は最大限に活かしてあげなかったら、ホントもったいない。
そして、こんな美しい言葉もある。「あなたが持っている才能を
使いなさい。一番美しい声の鳥しか鳴かなかったら、森は静か
になってしまうだろう」。うーん、ポエムだわ゚+.(◕ฺ ∀◕ฺ )゚+.

日本でも「才能寄付」が広がるといいなぁ。韓国に続けーっ!


つみ木じゃなくて、「つむ木」なんだって。そう、ただシンプルに積んでいくだけ。この発想って、今までありそうでなかったよね。大きさも自由に変えられるので、学校とかに体験出張も行っているらしい。間伐材とかを、このつむ木に変えられたらいいのにね。廃物利用こそ、まさに善循環だと思う。

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