両国・江戸博で7/3まで行われていた「五百羅漢」に、あまりに感動
しまくった私は、密かに「開運ガイド」と一緒に、展覧会のサイトをプリ
ントアウトして、「素晴らしい展覧会ですので、是非どうぞ!」と書いて
郵送していた。だが、フィードバックは全くなかった。ここまでは、よく
ある事よくある事(笑)。
ところが今日、出張でお世話になってる新潟のN社長からお電話が
あり、「五百羅漢、行って来ましたよ」と初めてフィードバックがあった。
やったぁぁぁぁぁぁぁ(号泣)。とゆーのも、何を隠そう、私は絵師・狩野
一信の代表作「五百羅漢」の熱烈伝道師となっていたのだ、勝手に(笑)。
「Nさん、本当ですか。スゴかったでしょ」「いやー、見応えありましたね」
「そうでしょそうでしょ。もう本当に素晴らしいんですから!」「先日見に
行った上野の写楽展より、長くいましたよ」「そうですよ。写楽より、ずー
っと価値ありますから」「よくあんな素晴らしいものが残ってましたよね」
「そうなんです。これこそ奇跡で、羅漢様がお護り下さったんですよ」
「でしょうね。狩野一信が宗教関係者じゃないっていうのもスゴいで
すよね」「基本、絵師ですからね。天界から選ばれた方なんですよ」
「ええ、繋がってなかったら、あそこまで描けないでしょう」「かなりの
変人だったらしいです」「変人じゃなきゃ、絶対にムリですよ」「あの
クオリティーだったら、ヨーロッパで展覧会してほしいですね」「ビッ
クリしますよ。日本人じゃなきゃ、あんな細かく描けませんから」
「羅漢様の日常も描かれていて、お風呂上がりに爪を切ってる所
とか、すっごく新鮮だったんですよね」「でも、一般的に羅漢様って
いっても、わからないでしょ」「えっ、羅漢様って有名じゃないですか。
埼玉や箱根のお寺にもあるし」「いや、普通はスルーされますよ」
「私、それを目的に行くんですけど」「ほら、先生、変わってるじゃ
ないですか(笑)」「ヘンタイって事ですね」「そうです(笑)。そう
いう人じゃないと、あの世界は理解できないんですよ」「そ、そう
なのか。私は事ある毎に、五百羅漢が素晴らしすぎるって、吹聴
しまくってたんですけど」「ムリでしょ、全然」「そうでした。誰にも
相手にされませんでした」「アハハ・・・でしょうね」
私は鳥肌が立って、90分かけて百幅見て、一回休憩した後、
もう一回、最初から観てしまった。この絵の中に入りたいと
真剣に思い、その世界に吸い込まれてしまった・・・
だって、狩野一信の「五百羅漢」は国宝レベルだよ、マジで!
思えば「牧島如鳩(にょきゅう)」の時も理解されなかったような。
ソレって誰よ?と思った方は、「牧島」で検索してみてね。
ふーんだ、いーもんいーもん。お友達、少ないもーんだ。
これからも熱烈「ヘンタイ道」を歩んでやるっ! 極めよ、
ヘンタイ未空(笑)。N社長、ありがとうございました。