6/1の続き・・・
奇跡の泉といえば、フランスの「ルルド」が有名だが、この映画の舞台
となる「泉」は、チェルノブイリの爆発事故で被災した、ベラルーシ共和国
東南部にある小さな「ブジシチェ村」にある。
私はこの映画を知らなかったのだが、音楽が坂本龍一なのね。そして、
ベルリン国際映画祭を始め、数々の賞を受賞している。
http://www.youtube.com/watch?v=QuIkhdTXBOY&NR=1
たまたま夜中にネットで知って、無性に見たくなってしまった。この思いは、
誰にも止められない(笑)。折しも上映中の「ポレポレ東中野」は、毎月1日
が映画の日で、1,000円になる。超ラッキー♪ この絶妙なタイミングは、
まさに天からのGoサイン! もうこれは行くっきゃないでしょ。という事で、
本橋成一監督の前作「ナージャの村」とセットで見て来た。
「アレクセイと泉」はブジシチェ村で唯一の青年、34歳のアレクセイと
その両親の生活を軸に、生命力に満ちあふれた老人達の淡々とした
日常が描かれているのだが、見終わった後は心が洗われ、何か神々
しいものすら感じるのだ。
神は厳しい大自然と共存しながら、日々の生活を営む村人達の常に
傍らにいて、この「命の泉」を100年も放射能から護っているのだと思う。
映画の後、予定になかったのだが、本橋監督がいらっしゃって、挨拶を
された。このサプライズに観客は、みんな大喜びで、やはり今日、来る
べきだったのだ。直感に従うと、全てはうまくいくね♪
「ポレポレ東中野」では、2008年から毎年、チェルノブイリの事故が
起きた4/26前後に、原発映画の特集を組んできた。今年はチェルノ
ブイリ25年にあたる事もあり、企画を拡大。
チェルノブイリ事故関連の「ナージャの村(1997年)」「アレクセイと泉
(2002年)」、上関原発関連の「祝の島(2010年)」ほか、原爆・核
実験を扱った劇映画など計17本を上映した。
3.11の福島同様、4.26のチェルノブイリも決して忘れてはならない。
そして今、予告編で見た「100,000年後の安全」が気になっている。
http://www.uplink.co.jp/100000/
6/2(木)6:03☆双子座の新月&部分日食にお願い事しちゃいましょ☆
http://lalalumiere.blog36.fc2.com/blog-entry-449.html