今まで師匠から頂いたお手紙は、全て大事に取ってある。私の宝物だが、
それにしてもクセ字、極まりないな。まぁ、しゃべる鬼瓦だし、歩く魔除け
だから、しゃーないな(笑)。名は体を表すとは、よく言ったもんだ。
すると、「それはアナタも一緒だろ。ポストにハガキが入ってると、すぐ
誰だかわかるもんなぁ」と返されたっけ。失礼しやしたー。
思えば私のクセ字もハンパなく、会社員時代に上司から、顧客に送る
資料の宛名書き禁止令が出たほど。それもそのはず、当時の職場の
女性スタッフが、私を除いて全員達筆だったからだ。それに比べて、
私の字ったら、確かにヒドっ(号泣)。
未空母には、「小さい頃に書道を習わせるべきだった」と今でも言わ
れているが、時すでに遅し。
師匠愛用の筆ペンで書かれた4枚の便箋には、色々な事が書かれて
あり、隅から隅まで何度も読んだ。いつも心配してくれて、本当に有り
難いなと思う。
斎藤一人さんが「最終的に普通の人間が、飛躍的に良くなれるかどうか
っていうのは、優秀なお師匠さんを持てるかどうかにかかってくる。それで
優秀なお師匠さんを持った時、その人間に色んな事を聞くと、色んな事が
わかるんだよね。目標も持てるし、夢も持てるし、自分で見出せなかった
ものが持てるんだよ。
車を運転していて道に迷っても、ナビが付いていたら、ナビ通りに走って
いたら、目的地に行っちゃうよね。優秀なお師匠さんって、それと同じさ」
と言っているが、本当にその通りで、もし私が師匠に出会っていなければ・・・
そう考えると、鳥肌が立つほど恐ろしい。今頃、何してたんだろう?
マジで師匠がいない自分の人生が想像できない。私にとって史上
最強のメンターであり、親も同然の存在だ。ただひたすら有り難い。
いつもいつも本当にありがとうございます!
京都の晴明神社は、修学旅行生の人気スポットだ。ここは陰陽師・安部晴明の屋敷跡であり、天文陰陽博士として活躍していた拠点だった場所。この像は当神社が所蔵する晴明公の肖像画を基に作成されたそうで、晴明が夜空の星を見て、遠く天体を観測し、手を衣装の下で印を結んでいる様子を表しているんだとか。映画「陰陽師」で主演した狂言師・野村萬斎のイメージが強くて、安部晴明って、こんな顔してたのね。それにしても、萬斎の着物の所作や最後の踊りのシーンは、それはそれは素晴らしく、見事で美しかったなぁ。