私は中谷彰宏さんの大ファンなので、彼の本はもちろん、ネットの
記事や動画などを見ると、まるでパブロフの犬のように、ついつい
反応してしまう(笑)。
ファインダー・フィーを読んで、思い出したのだが、中谷さんはよく
美味しいお店を聞かれるので、このお店が美味しいよと教えて
あげると、相手はそのレストランを訪ねて、後にありがとうござい
ましたとお礼を言ってくる。
これはまさに、ファインダー・フィーの「感謝の言葉」「お礼の言葉」
に相当するだろう。だが、中谷さんは「これって一方通行じゃない?」
と話していたのだ。
細かい内容はよく覚えていないのだが、私が思うに、例えばその
レストランで、ディナーのデザートメニューが変わっていた、新たな
コースができていた、ランチが値上がりしていた、他にも出店して
いたetc. そういった新たな情報をフィードバックすれば、そこで
初めて、インタラクティブ(双方向的)な関係が生まれるのでは
ないかと。
「みんな、『中谷さん、素敵なレストランを教えてくれて、ありが
とうございました』で終わっちゃうワケ。その後のフィードバック
がないんだよね。もし、フィードバックしてくれたら、新たな情報
が返ってくると思うから、その人にまた教えたくなるよね」と
中谷さんは言う。確かにその通りだ。
つまり、ファインダー・フィー+フィードバックを心がける事。これ
こそが理想的なコミュニケーションではないか。
コミュニケーションと人間関係は違う。人間関係は、固定化した
一つの状態で、コミュニケーションは、それを変えていくものだ。
恋愛と同じで、一方通行は長くは続かない。本当のコミュニ
ケーションには、いつも新しい行動が伴うと思う。ファインダー・
フィーはもちろんの事だが、それにプラスアルファーできる
フィードバックを意識したい。中谷さん、ありがとう♪
いかにも京都らしい風流なジャンパーだが、帯の部分にデザイナーのこだわりを感じたね。この舞妓はんが振り向いたら、パンクだったりして(笑)