如鳩は「徹しなば 涅槃も復活も 一つなり 咲くも花なり
散るも花なり」という歌を作ったという。この世界観が、
孔子と仏陀とキリストが並んでいる「三聖図」や「空(くう)」
の中のイエスは、横たわる「涅槃のイエス」であり、
あたかも復活したように見える復活の釈迦こと
「立ち涅槃」といった名画を生み出したのだろう。
私は牧島如鳩展図録をじっくり読みながら、そんな事を
感じていた。如鳩はハリストス正教会の伝教者として、
聖像を描くイコン画家を出発点に、深く仏教にも傾き、
最終的には「神も仏も一つである」という立場に至った。
私も心底同感だ。 世界中で起こる宗教間の争い、宗派
同士の対立、そこから起きるテロや暗殺などを見聞き
する度、思うのは、宗教と宗教を仲良くさせる宗教は
ないのだろうか?という事。
そこで見つけた「究極の言葉」がある。ある経営者は
毎日、尊敬する人に近づきたくて、その具体的な方法
として、彼女の言葉を毎日3回読む事を自分に課して
いるそうな。そうして言葉を心と頭に刻み込み、毎日
の仕事を心を込めて、精力的にされている。
その経営者が毎日、唱えている言葉がこれだ。
「自分より他人を」
この言葉の作者であり、経営者が尊敬する“彼女”とは?
昨日の東京spimaの会場は、京急蒲田・大田区産業プラザPioだった。リピーターの方を始め、空庵に来て下さった皆さん、本当にありがとうございました。気がつけば今週、開運ガイドのオーダーが4冊になっていた。顔晴らねば。品川から京急に乗る際、ふと見上げればハングル文字がっ! 初めて気がついたんだけど、京急は羽田空港に行くもんね。それにしても、ずぇんずぇん読めましぇ~ん。