神社では6月末と12月末に、半年の間に知らず知らずに犯した罪や、
心身の穢れを祓い清めて、正常な本来の姿に戻るための「大祓
(おおはらえ)」が行われる。6月を「夏越(なごし)の祓」、
12月を「年越しの祓」とも呼ぶそうな。
平安時代に制定された法律書の「延喜式」には、この大祓の祝詞
が載せられており、古くから行われていた事がわかっている。人形
(ひとがた)・形代に自らの罪穢れを移し、神社で神事の後、
川や海にそれらを流して、罪穢れを祓うのだ。
隣町にある私の氏神様では、この人形に住所、名前、生年月日
を書き、息を3回吹きかけるように、とあった。ここまで読んだら、
やっぱやらなきゃでしょ。それにしても、こんな行事があった
なんて知らなかったなぁ。
今回はどう考えても、氏神様に呼ばれたね。お心づけは自由。
私の隣で、熱心に書いていた年上の女性は、千円札を封筒に
入れていた。それぐらいが相場じゃないかな。
「みな月の 夏越の祓い する人は 千年の命 のぶといふなり」
という事なので有り難く、千年の命を千円で頂くコトにした(笑)。
思いがけず♪エキゾチ~ック ジャペ~ンな夏越の大祓で、イイ
事あるぞ~ミスタードーナッツ♪な気分。どこか清々しいのだ。
7月からはちゃんと計画を立てて、空庵の実現化に向けて、色々と
準備しなければならない。まさに「気合いだーっ!」の文月(ふみ
づき)に向け、お願い、神様! 悪いモノは全部、祓って祓って。
ついでに、月末の請求書も、払って払って(笑)