前号では、理想(こうありたい)と標準(こうあるべき)の許容範囲に
ついてでした。
今日は理想(こうありたい)と標準(こうあるべき)が、大切な人に
向けられた時の事についてです。
あなたに彼氏(彼女)ができたとする。あなたは「彼氏(彼女)と、
こんな風に付き合えたらいいな(^O^)」と思ったりしますね。
また
あなたが結婚する時は「2人で、こういう生活がしたいな(^O^)」と
思ったりする事でしょう。
これが理想(こうありたい)ですね。
理想を持つこと自体は、至って自然な事ですので、問題がある訳
ではありません。
しかし
この理想が相手に向けられると
「相手はこうあってほしい」となりやすい。
これは理想が期待に変わったという事ですね。
そして、理想(こうありたい)と標準(こうあるべき)の許容範囲が
小さい人は、「相手はこうあってほしい」の期待が強化されて、
「相手はこうあらねばならない」になりやすいのです。
現実には期待をしても、その通りにならない事が多い。
あなたの期待通りならない事が生じると、不満の攻撃として相手に
向けられたりする時もある。
心理学では、攻撃心は怒りと期待の感情が混ざって生じるといわれ
ています。
高すぎる、強すぎる「期待」は、「攻撃心」を生む可能性があると
いう事ですね。
もし、大切な人との関係で、イライラしたりする事が多いと感じる方は、
高すぎる、強すぎる「期待」を持っていないか、確認してみる事です。
また、「期待」は誰かや何かを、あてにして待つという「依存」
「甘え」であるという事も知っておく事です。
「期待」はするが、し過ぎない事が大切かもしれませんね!!
/伊藤 康夫(ステキ・プロデューサー)
携帯メールマガジン「1日1分!幸せを運ぶ心の鍛え方」より抜粋、引用
おにぎりマンかと思いきや(笑)、知る人ぞ知る「浦和うなこちゃん」by やなせたかし。やっぱね。でも、浦和ってウナギが有名なの? 知らなかったなぁ。