★好きな人とお付き合いするための壁
その1「好きな人との関係に問題がある」
恋人になるための障害とは、どんなものでしょうか。
例えば、次のようなものが考えられます。
・異性、恋愛対象に見られていない
・一回遊んだけど、それ以来微妙な感じ
・友達どまり
まず、異性として、恋愛対象として見られていない、というお話について
です。こういったご相談は、定期的に届きます。「そういう風に思って
いなかった」とか、「友達としてしか見ていなかった」などの言われ方
をしますが、
お付き合いできないと、断る口実として言っているだけであり、
実際は、異性として見ている場合がほとんどなのです。
特に1度でもセックスの関係があれば、もう言い逃れ(?)はできません。
100%異性として見ています。まず、ここを間違えないようにしましょう。
実際は「異性として見ていた」という事です。
→異性として見ているかどうかの基本判断は、「プライベートで1度でも2人
で会った事があるか」です。つまり、1度でもデートをした事があれば、
それは異性として見ている、というのが普通です。
ここでの問題は、「異性として見られているけれど、ダメだった」
という現実を受け止める事が、問題解決への第一歩です。
今までのように「異性として見られていない」と考える限り、迷宮入りなの
です。
ダメだった本質的な原因は、何らかの言動が、相手にイヤな思いをさせたか、
異性として見れるけれど、「イマイチ物足りない」などです。
「それが、何なのかを見つけ、解決しようとする姿勢」を持って行動しましょう。
異性として見てもらえない場合は?
では、本当に異性として見ていないのは、どういった場合なのでしょうか。
それは「デートに誘っても、2人で会ってくれない場合」です。
これは、非常に厳しい状態で、「現状のまま」では、
ほぼ、あなたの恋が実る事はありません。
例えば、パーティに出ていたあなたに、
Aさん、Bさん、2人の異性が挨拶に来たとします。
「こんばんは」
こうして声をかけられた時、あなたが、
「その異性に対して、どんな印象を持ち得るか」を考えてみましょう。
これには、大きく2つしかありません。
「わぁ! いい男(女)!」と思うか、
「・・・なあに、この人」と思うか、です。
前者が、異性として見れる場合。
後者が、異性として見れない場合です。
この時、後者の人が、あなたにデートや交際を申し込んで来たとします。
でも・・・あなたがその人と結ばれる可能性は有り得ない事が、
よくおわかり頂けると思うのです。
これが、そのまま「あなたが異性として見られていない場合」に当てはまる
のです。
この「男性として見れる、女性として見れる」の判断は、ほぼ100%見た目
です。ですので、異性として見られていないなら、外見を鍛えるのが一番
効果的です。
・男女共、太っているならダイエットをする
個人差があり一概には言えませんが、「身長-100」を超えるとまずいです。
恋は「性欲と食欲の戦い」です。食欲を抑えられないと、恋人は手に入ら
ないと知りましょう。
・女性は、「プロのお化粧」を学ぶ
Yahoo!やGoogleの検索ボックスに「メイクアップ講座」と入れて検索しま
しょう。半日で2~3万円程度の講座に1度出席すれば、格段にレベルアップ
できますよ。
・歯が汚い、汚れているなら、歯医者に行ってキレイにしてもらう
歯が汚いと、キスを想像できなくなります。特にタバコを吸う人は、気を
つけましょう。また、できるなら、タバコをやめる事をお勧めします。
特に、タバコを吸わない男性にとって、タバコを吸う女性は、その時点で、
女性として見られない事が多いのです。結婚したらやめる、子供ができた
らやめる、と思われるなら、今すぐやめられる事を、強くお勧めしますよ。
ちなみに「男性に結婚を意識させる方法」とは、
「今すぐ、それをやる。継続してやること」ですよ。
→例えば、上記のお話で言うなら、厳しいお話ですが、タバコをやめない
限り、ダイエットをしない限り、結婚は意識してもらえない・・・という
訳です。
1回遊んだけど・・・
「一度はデートしたけれど、それ以来、特に何がある訳でもなく微妙な感じ」
というのは、「友達どまり」というのと非常に似ていると思います。
これは、何が原因なのでしょうか。
一度デートできたという事は、異性としては見てもらえているのです。
ここで、「また会いたい!」と相手に強く思ってもらえたら、
2回目は相手からも誘いがくるでしょう。
しかし、「まぁ、こんなもんかな」という印象だったなら・・・
2回目のデートはこちらが誘わないと、成立する事はありません。
これを回避する一番の方法は、1回目のデート中に、
2回目のデートの話題を出して約束してしまう事です。例えば、次のように
です。
「あー、今、この映画やってるんだー!」
「そうだね」
「ねぇ、今度は、これを一緒に観に行こうよ(笑)」
「あははは」・・・とごまかされても、
「じゃあ、行けたらでもいいから!ね☆」
「うん、わかった(苦笑)」
このように、強引にでも約束してしまうと良いでしょう。
デートしている最中に、2回目の誘いを受けて「いや、それはダメだ」なんて
言う人は、まずいませんので、最悪でも上記の展開には持っていけます。
そして、上記のように言ってしまえば、デートが終わった後に
「この前言ってた映画だけどね、○○でやってるみたいだよ!
20:00からの回があるので、会社帰りでもどうですか?
金曜だったら、その後にご飯も一緒にどうかなぁ?(^^)」
という感じで誘いのメールを自然にできるのです。
(つまり、自分の背中を自分で押せる)
これで、2回目に繋ぐ事ができます。
そして、「今、既に2回目に繋がらずに停滞している」という場合の対処法
ですが、この場合は、仕切り直しが必要です。もう一度、今から1回目の誘い
をするつもりで、再度デートに誘いましょう。誘い方は、次のような感じです。
「お疲れ様!
あのさ、良かったら 久しぶりにお寿司食べに行こうよ! 今週の金曜日か
土曜日はどうかな? スゴイ美味しいお店見つけたんだ(^^)」
ポイントは、相手が興味があるネタを用意すること(この例ではお寿司)。
そして、候補日を具体的に2つあげる事です。
ちなみに余談ですが、先ほど例に登場した「映画デート」についてです。
映画デートは、それ単体では大した意味がありません。
飲み、食事、ドライブなどと組み合わせて行きましょう。
例えば、「3時間一緒に飲んで、お店を出たらそこでキス」という展開は可能
性として有り得ます。しかし、「映画を3時間観て、映画館を出た後に、そこで
キス」という展開は有り得ないのです。
男女が親密になるのは、「会話をすること」が不可欠です。
映画は会う口実にはなりますが、映画中に会話はできません。
だから、誘う場合は、「その後」の事を考えてデートに取り入れましょう。
/マーチン(恋愛相談師)
メールマガジン「マーチン先生の恋愛教室」より抜粋、引用
http://www.martin.ne.jp/
ここが笠森寺の本堂で、「観音堂」と呼ばれている。歴史の重みを感じるよね。