どうしても行きたかった千葉県長生郡長南にある笠森寺は、
JR外房線茂原駅より、小湊鉄道バス牛久駅行「笠森観音前」
に下車し、徒歩5分の所にある。電車とバスを乗り継ぎ、片道
約3時間かけて、ようやく辿り着いた。
このバスは一日数本で、 乗り遅れたら最後、牛久駅まで
ヒッチハイクするしかない。だが問題は、私がフトモモを
露わにしたところで(←イマドキ、そんな奴いるか?って、
映画で見たんだもん)、止まってくれる車はあるんだろうか(笑)。
こ~んな思いをしてまで、笠森寺に来る奴は、よっぽどの
モノ好きしかいないだろう。いーのよいーのよ、ほっといて(笑)。
東京の下町、台東区谷中の寺町で生まれ育った私は、小さい
頃からお寺が遊び場だった。そして、神社仏閣系ネタにココロ
惹かれ、友人達の間では「未空ちゃんって、ヘ~ン。抹香臭~い」
と白い目で見られていたトホホな学生時代。
ひろさちやの「禅入門」を読み、二十歳ぐらいの時、たまたまTV
を見ていたら、新薬師寺の十二神将&長谷寺の十一面観世音
菩薩像にどーしても会いたくなり、奈良に突然の一人旅♪
つづく~っ。
笠森寺へと続く緑の苔の小道を抜けると、そこに現れたのは「子授けの木」と呼ばれる大木。おぉぉぉぉぉぉぉ、素晴らしいじゃないか。で、この穴をくぐると、子供が授かるらしいので、とりあえずチャレンジしてみた・・・って、オイオイ、その前に夫が要るでしょ。つーか、もっともーっと前に、彼氏だろ、彼氏(笑)