私がまだ会社勤めをしていた頃、とても生理痛の重い同僚
がいた。彼女は生理が始まると、顔が真っ青になって何も
食べられなくなり、痛み止めの薬も効かなくなる。
苦しそうに唸っている同僚に、無力な私はなす術もなく、
ただ可哀想でならなかった。毎月襲ってくるこの苦し
みを、何とか救う手立てはないものだろうか?
医者には、出産すると症状が改善されると言われたらし
いが、未婚の彼女は「そう言われても困りますよね」と
嘆いていた。女性の体は、生理痛に始まり、陣痛、出産etc.
常に痛みが伴う。これもエデンの園の祟りなんだろうか?
フリー百科事典「Wikipedia(ウィキペディア)」によれば、
旧約聖書「創世紀」によると、アダムの創造後、実のなる
植物が創造された。アダムはエデンの園に置かれるが、
そこにはあらゆる種類の木があり、その中央には「命の木」
と「善悪の知識の木」と呼ばれる2本の木があった。
それらの木は全て、食用に適した実をならせたが、主なる
神はアダムに対し、善悪の知識の実だけは食べてはなら
ないと命令した。なお、命の木の実は、この時は食べて
はいけないと命令されてはいない。
その後、女(エバ)が創造される。蛇が女に近づき、善悪
の知識の木の実を食べるよう唆(そそのか)す。女はその
実を食べた後、アダムにもそれを勧め、2人は目が開けて、
自分達が裸である事に気づき、イチジクの葉で腰を覆った
という。
この結果、蛇は腹這いの生物となり、女は妊娠の苦痛が
増し、また地(アダマ)が呪われる事によって、額に汗し
て働かなければ食料を手にできないほど、地の実りが
減少する事を、主なる神は言い渡す。
アダムが女を「エバ」と名づけたのは、その後の事であり、
主なる神は、命の木の実をも食べる事を恐れ、彼らに衣
を与えると、2人をエデンの園から追放する。
命の木を守るため、主なる神はエデンの東に、ケルビムと
煌(きら)めく剣の炎を置いた。アダムは930歳で死んだ
とされるが、エバの死については記述がない。
また「善悪の知識の木」の実は、よく絵画などにリンゴと
して描かれているが、「創世記」には何の果実であるかと
いう記述はない”
ふ~ん・・・ってコトはだよ、蛇は元々、地を這う動物じゃ
なかったワケ? 実は、人間と同じく二足歩行だったりして(笑)。
それにしても、妊娠の苦痛が神罰とは、絶対に許せーん!
だって、妊娠のために生理だってあるんだし、その生理
に伴うPMSの原因も、元はと言えば神のせい? もう女
の敵だね(笑)。さて、そのPMSとは?
つづく~っ。