光が強ければ強いほど、闇も濃い。山高ければ、谷深し。
力と孤独は比例する。これに似た話は、今から5年前、中国
の世界遺産にもなった霊山“泰山”に行った時も聞いた。
泰山の旅日記を読みたい方は、「誌庵」で伝説(?)のメル
マガ「空庵だより」バックナンバーが読み放題なので、そち
らを読んでおくんなまし。なかなか笑えるんだな、コレが。
Vol.117 不思議大好き未空が行く“山東省・泰山 in 中国”上の巻
Vol.118 不思議大好き未空が行く“山東省・泰山 in 中国”中の巻
Vol.119 不思議大好き未空が行く“山東省・泰山 in 中国”下の巻
Vol.120 不思議大好き未空が行く“山東省・泰山 in 中国”番外編の巻
その旅のお導き役だった人が、なぜか泰山に向かっている時
だけ、隣に座ったのだ。いつもだったら、バスの先頭の席に
いるので、私と話す事はほとんどない。まさに絶妙なタイミ
ングだった。
その時はちょうど、サイババの暴露本が出た頃で、思い切って
「その件についてどう思われますか?」と質問してみた。すると、
「何で彼はあんな本を書いたんだろうね。その真意がわから
ないんだよね。その人間の何にフォーカスするか、それだけ
の事でしょう。もし、あの暴露本に書いてある内容が真実
だったとしても、私自身がサイババに出会って教わった事は、
全て嘘だったのか? そんな事はないんだよね。
だから、誰に何と言われようと、今飾っているサイババの
写真を取り外すつもりはないよ」
と、その人は静かに語った・・・
♪この会場に入る前、村の歓迎の意を込めて、本物の象さんから一人一人、ズッシリと重~い花輪を首にかけてもらう。そこで始まった夜の村人対抗「のど自慢大会」は、もう大盛り上がりだが、私達ご一行は、すでに疲れの色が隠せなかった。そこに出てきた夕食が、ぬわ~んと○○!?