水産庁では、スズキの代わりのナイルパーチやアナゴの代わり
のアンギーラの事を「代理魚」、もしくは「開発魚」と呼んでいる。
海の資源が年々乏しくなっている現在、代理魚自体が悪い訳で
は決してない。だが問題は、その表示方法だろう。今はJAS法
で定められているので、「スズキ(ナイルパーチ)」と表示しない
といけないのだが、ナイルパーチがどんな魚かわからんもんね。
回転寿司で、そんな風に表示されてるの見た事ないでしょ?
食の講座で、いずれ代理魚やろっかな。アンギーラの写真も
見せたらリアルだもんね(笑)。
こういう話題なら、さかなクンを呼びたいなぁ。さかなクンの
密着ドキュメントをやっていたので、思わず見てしまったのだが、
稀少価値のない魚や食べられない魚が漁師さんに捨てられる
のを見ると、彼はいたたまれず引き取って、自宅の水槽で飼っ
てるんだよね。
魚に名前をつけて可愛がってる姿を見て、さかなクンはもの
すご~く深い愛に満ちたスピリチュアルな人だなぁと思った。
さかなクンは小さい頃、水木しげるの大ファンで、もし魚と
出会ってなかったら、妖怪くんになっていたかもと言って
いたが、わかる気するなぁ。出た、妖怪さかなクン(笑)。
お母さんが偉い人で、魚好きの彼のために月に2度は水族館に
連れてってくれ、週に2度は魚屋さんに一緒に行って、切り身
ではなく、一匹ものを買ってくれてたんだって。天才の影に
孟母あり。さすがは、さかなクンのお母さん!
魚のイラストは独学なんだけど、本当に素晴らしくて、その
精密度は世界一かも。だってエラの細~い骨や胴体の穴まで、
全部きちんと数えて、そのままイラストに描いてるんだから。
とにかく真面目で、どんな魚とも真摯に向き合っている姿に
はココロを打たれたよ。ちなみに、あのフグ帽子はカラダの
一部で、彼の年齢は「成魚」なんだってね(笑)。ホ~ント、
マジでいいキャラだわ。顔晴れ、さかなクン♪
♪渥美清のそっくりさん、原一平さんもさかなクンに負けず劣らず、いいキャラしてると思うので、ショーを一度見てみたい気もする(笑)。福島・三春「みちのく霊泉やわらぎの湯」の恒例行事で、毎年夏に行われ、地元の人達もみんな楽しみにしているそうな。コレを見ないと、三春の夏が終わらないんだとか。こういう村祭りは、地域の活性化に貢献してるよね。きっと観音様も喜んでおられるに違いない。