「食品の盲点 レモン50個分のビタミンCの意味」
「レモン50個分のビタミンC配合」
こんな飲料や、食品をよく見かけますよね。
「おー、こりゃすごい!! 健康によさそうだ」
と、飛びつきたくなりますが、勘違いしてはいけません。
こういった飲料や食品に使われるビタミンCは、天然ではなく、
石油からつくられる、食品添加物の「L-アスコルビン酸」
のことなのです。
合成ビタミンCを食品に添加するのは、栄養強化が目的では
ありません。
アジの干物などにも使われるように、大半が酸化防止の
目的です。
また、栄養強化の目的で使われる時は、本来のビタミンCが、
加工過程で失われるのを補充するためです。
たとえば、一夜漬けの梅干です。
本来は、天然のビタミンCの宝庫であるはずの梅干。
それに、なぜ合成のビタミンCを添加するのか?
丹精に、時間をかけて作る、本物の梅干とちがい、クエン酸、
酒石酸、リン酸液に漬けて一夜で作る梅干は、その製造過程で
天然のビタミンCが破壊されます。
それで、合成のビタミンCを添加するという、なんとも
おかしな事になるのです。
天然のビタミンCと、合成のビタミンCとの大きな違い。
それは、ガンの発生とかかわりがあると指摘されている、
活性酸素を合成のビタミンCは、大量に出すことです。
ビタミンは、本来、毎日の食事で補うのが原則です。
ファッションのように、健康食品やビタミンを摂取
するのは、問題があります。
特に、食品としての合成ビタミンは、医薬品には指定
されていません。
化学合成される過程で、さまざまな化学物質を使うのが、
合成ビタミンなのです。
もう一度、加工食品ではなく、本来の食品を見直すべき
ではないでしょうか。
/佐野 隆一(サプリメントアドバイザー)
メルマガ「こころのさぷり。体のサプリ。」より引用
♪合成のビタミンCを摂るくらいなら、まだフルーツケーキの方がマシ? やっぱおいしい物が一番だよね。それにしても日本のケーキは、レベル高いなぁ。