私が背痛で絶不調の頃、よくシンクロする友人、略して「シク友」
からMailがきた。
“やはり咳が出始めました。風邪かとも思うのですが、厭な咳が
出ます。身体は正直だ。労って休むようにしています。マザー
テレサの映画観に行きたかったです。今、中国の難聴者の人達
による千手観音の舞いが日本で公演中です。以前ドキュメンタ
リーで見ました。一糸乱れぬ踊りは、観る者の心を引き付けて
離しません。耳の聞こえぬ彼女達は、千手の動きをするため
に前の人に息を吹きかけたり、そっと前の人に触れたりして、
合図を送ります。足るを知るって忘れがちですが、私は幸せ
なんだと思います”
さすがは、シク友(笑)。同じ番組を見て、ココロが動いてたん
だよね。本当に艶やかで神々しく、目が釘づけになってしまった。
私は元々、千手観音が大好きなので、より感動が大きかったん
だろうなぁ。一人でも多くの人に、彼女達のひたむきな努力と、
前向きな姿を見てほしいと思った。
と同時に、私達は恵まれて、幸せなんだよね。たかだか急性
背痛で、この世の終わりだぐらいにブータレている自分が、
何とも情けなくなった。
ここに「病者の祈り」という詩がある。
“日々を大事に生きるために 病気を与えられた
絆を取り戻せるように 弱さを与えられた
人に繋がるように 苦労を与えられた”
私の背中は湿布だらけで、その湿布を貼る時、一瞬だが、超冷た
いんだな、コレが(泣)。日々を大事に生きるために、絆を取り戻せ
るように、人に繋がるように、背痛を与えられたのだとしたら、どん
なに痛くても、整形外科には行かず、感謝と自然治癒力で治るはず。
そう、決めつけてみた(笑)
自分で決めつけた以上、最後までやり通す!
♪この花は「天使のトランペット」というらしい。私はずーっと、チョウセンアサガオだと思い込んでいたが、大好きなんだよね。風に揺れる様は、まるで季節外れの巨大風鈴のようだ。