中国産食品の、デタラメさが白日の下にさらされ、中国産表示の
商品が消えた小売店が増えてきました。
そのずさんさは、今年1月から7月までの7ヶ月間で、20件もの違反
を繰り返す、ウナギのかば焼きに代表されるように、同じ食品で、
同じ違反を繰り返している食品が、数十品目という、無茶苦茶な
状況です。
養殖されていないサバから、養殖魚に使われる抗菌剤が、野菜
からは、欧米や日本で使用禁止の農薬が、もち米の粉からは、
未承認の遺伝子組み換え米が検出される等、もう、なんでもあり
のグチャグチャです。
まあ、あの国のひどさを、いまさら挙げてもキリがありませんが、
中国産表示の商品が消えたからといって、無くなったわけでは
ないので、注意が必要です。
実態は、マツタケや、ウナギのかば焼きのように、産地表示が
義務付けられたものが、姿を消しただけなのです。
弁当・惣菜などの、加工品の原材料は、一部を除いて、その
原産地表示の義務はありません。
つまり、ウナギのかば焼きは表示義務がありますが、ウナギ
弁当は表示義務がないのです。
焼きソバにのっている紅しょうがは? 弁当に使われている
梅干は? 薬味のネギは? 挙げていけばキリがありません。
さらに、加工品は、裸売りされると表示義務はなくなります。
現在、中国から生鮮の鶏肉は輸入されていませんが、焼き鳥
のように、火が通っていれば、問題なく輸入できます。
中国産の焼き鳥を仕入れ、レンジで温めて、焼き鳥バイキング
で裸売りすれば、中国産の表示は必要ないのです。
ましてや、ファミリーレストラン・ファーストフードなどの外食産業
になれば、産地表示の義務は一切ありません。
ボンゴレのアサリ、味噌汁の具のシジミ、立ち食いそばのソバ
やネギ、すし屋のガリ・・・
疑いだせば、まさにキリがありません。
まだまだ、食品の情報公開は遅れています。
せめて、産地表示を信じて、材料を買って家で料理に精を
だしますか。
/佐野 隆一(サプリメントアドバイザー)
メルマガ「こころのさぷり。体のサプリ。」より引用
♪未空弟2号が深夜、「笑えるよ」という写メを送ってきた。今、何かと話題の亀田親父の手紙と和毅の書き初めだそうな。ホントは「全勝」と書きたかったのだが、字を間違え「金勝」になってしまったんだとか(笑)