目の不自由な人が友人の家に遊びに行って、夜帰ることになりました。
友人から、「夜道ですから、ちょうちんをお持ちなさい」と言われたこの人は、
「目の不自由な私に、どうしてちょうちんがいりますか?
からかっちゃいけませんよ!」
と怒りました。
するとこの友人は、
「あなたには、ちょうちんはいらないかもしれないが、あなたが
ちょうちんを持っていないと、目の見える人にはわからず、
ぶつかるかもしれません。
だから、ちょうちんを持ってお帰り下さい」
と、言ったそうです。
実は、私達の日常生活でも、自分には必要なくても、自分が
それを持っていないと、他の人が困るものが、色々あります。
例えば傘。
皆で行動していて、雨に降られる。
傘を持っていない人は、自分では濡れたってかまわないと思っていても、
周りは気になって、差しそびれたり、いらぬ気遣いをさせてしまう。
例えば健康。
よく、「俺の身体だから、俺がどうしようと勝手だ」と言う人が
いますが、団体で旅行をした時などは、仲間の誰かが病気になると、
みんなの気が滅入ってしまいます。
一人の健康・不健康が、全員に影響を及ぼすのです。
団体旅行に限らず、家庭でも職場でも、一人の健康・不健康
幸福・不幸が他の人に影響します。
私達が生きている世界は、互いに影響しあって造られています。
そのように考えて、他人への気遣いをしていけば、間違いがない
ように思います。
「どうかご自愛下さい」って言いますもんね(*^_^*)
/佐野 隆一(サプリメントアドバイザー)
「こころのさぷり。体のサプリ。」より引用
♪こっちの提灯は、今夜も大盛況(笑)