最近、私の周りで癌で亡くなる方が後を絶たないという事を書いたせいか、
クリスチャンでもない私に、そりゃ可哀想だと「聖人」ヘルプに来てくれた?
と信じたい。だって、まさにシンクロだったんだもん!
日本で一番有名な聖人といえば、聖ニコラウス(270~343年)だろうね。
聖ニコラウスのオランダ語読みが、「サンタクロース」だから。後は聖ヴァ
レンタインかな。
私の手元にある「ブックス・エソテリカ キリスト教の本(学研刊)」によれば、
そもそも聖人とは、殉教や模範的な有徳生活、奇跡などによって、その
死後、ローマ・カトリック教会から公式に認められ、聖人の称号が与えら
れた人々のこと。
聖人への崇敬は、カトリック教会においては公認されており、教会暦には
1年のほとんどを埋め尽すほどの聖人記念日が設けられている。ミサ聖祭
(感謝の祭儀)の間には、その日を記念する聖人の名が呼ばれ、その聖徳
が讃えられると共に、信者は諸聖人に神への執り成しを求めて祈るのである。
日本には八百万(やおよろず)の神がいるが、キリスト教も調べてみれば、
まぁいっぱいいるコトいるコト(笑)。一神教といいながら、なぜ多神教のよ
うに聖人を崇拝するのか?という疑問には、キリスト教では「崇敬・尊崇」
と「崇拝」は、異なる意義づけをなされているそうで、この観点からキリスト
教徒は、聖人を崇拝している訳ではなく、聖人を敬うこと(崇敬)は、拝む
こと(崇拝)ではないんだとか。
だから、神への信仰と聖人への敬意は全く別レベルのものである、という
見解になる。つまり、敬う=拝むではないから、神に反する行為ではない。
∴聖人への敬いならO.K! ノン・プロブレンマ(←伊語)となるらしい。
♪こちらは韋駄天、走りの神様。新宿のホテルのすぐ脇にあるんだけど、全然気がつかなかったなぁ。