上の写真を見て、
A. コップに水が半分しか入っていない
B. コップに水が半分も入っている
通常、Aはネガティブで、Bはポジティブ。同じコップを見ても、Bのように
捉えましょう、となる。これはこれで正しいと思うし、否定する気は毛頭
ない。だが、今の私に求められているのは、
C. コップに水が半分入っている
ただ、それだけだ。単純に「半分しか」というネガティブでもなく、「半分も」
というポジティブでもない。つまり、ありのままの姿をありのままに捉える。
それが、「中立」という第3の選択肢だ。
実は、その中立という視点を試される事が次々に起こっている。例えば一時期
は敵であっても、今はまた味方へと戻ったり、新しい世界に対して、50%信じて、
50%はやはり疑問であり、素直に嫌悪感が拭えなかったり・・・
最近、今までだったら、決して巡り会えなかった人達との出会いが増え、自分
の変化は、状況を大きく変えていくのだという事を実感している。これは本当
に不思議だ! 私もアタマを柔らかくして、積極的に出かけ、人と話す。
決してワンパに陥らないように、マンネリ化しないように、シャッフルをココロ
がける。今、力を貸してくれる存在ならば、素直に受け入れればいい。ポンと
やってみればいい。私にとって、確実に必要な存在として与えられているの
だから。だが、この先どうなるかは、全くわからない。
人間関係には、常にその緊張感が伴い、縁があれば続くし、縁が切れれば
去っていく。そして、そこからまた新しい縁が結ばれる。一生、この繰り返しだ。
だからこそ、今に集中し、出会えた人に感謝する。過去でも、未来でもなく、
たった今、この瞬間にしか生きられないのだから。
中立になると、禅の世界でいう「Now and Then(今、この時)」、この瞬間
に自分を置くという感覚を味わい、物事をあまり引きずらなくなった。
なるようになっていく。まずは、流れに任せてみよう。