経済誌「ビジネスコレクター」のビバリー・ナドラー氏によれば、「アメリカに
は50万人を越える億万長者がいて、その内20%は過去6年の間に、ネット
ワークビジネスによって生まれたものである」んだとか。
7/11前出のサイトには、こんな説明文がある。「1980年代のアメリカでは、
ネットワークビジネスを悪徳ピラミッド商法といい、21世紀のアメリカでは、
ネットワークビジネスを紳士淑女のビジネスという」
ウォールストリート・ジャーナルには、「1990年代に入ると、現存する全製品
及びサービスの50%から60%が、ネットワークビジネスを通して販売される
事になるでしょう」
そして、経済学者、ベストセラー作家のロバート・アレン氏の言葉。
“医者、教師、宇宙飛行士、フォーチュン500の経営陣、有名な俳優、ベスト
セラー作家、健康関連のプロ、大学教授、スポーツの監督、オリンピック選手、
世界記録保持者、カイロプラクティス療法士、看護婦、科学者、銀行員、弁護士
など、あらゆる業界の賢人達が、このビジネスに群がり始めているのです。これ
までネットワークビジネスなど考えもしなかった多くの人達が、いま現れ始めた
「第3の波」を心から歓迎しているのです”
現在、アメリカの多くの大学で、ネットワークビジネスを正規のセミナーに加え、
起業家養成プログラムの1つとして採用しているんだとか。
経済評論家の森木亮氏は、 「ねずみ講やマルチまがい商法への類似から、
一般に誤解があるにしても、これだけ大きなビジネスがまともに研究されて
いない事は、私としては怠慢であったと反省している」と述べている。
最近、ネットワークビジネスをやってらっしゃる方に私がよくお会いするのは、
この「第3の波」にも関係しているんだろうか。それを裏づけるかのように、
サイトには含蓄に富んだ言葉が並んでいる。
“ネットワークビジネスは自由経済の中で、大資本を持っていない普通の人
間が、経済的自由を得る最後に残された方法である/ランディ・ケイジ(作家)”
“そのシステムが正しく理解されていないため、ねずみ講やピラミッド商法と
紛れて考えられて、ネガティブなマスコミ情報に悩まされているケースが起きて
います。(中略)それは〇〇〇(←某ネットワークビジネス名)についての定義や
実態、海外事情、歴史的沿革、組織について知識欠如が原因と考えられます。
〇〇〇を批判するのは簡単です。しかし、それに代わる選択肢を提供できるで
しょうか。この女性のように、働いた経験があまりない人が、60歳を過ぎて自立
できるような仕事に出会うという事は、今日のビジネス社会では到底不可能な
事です。それを可能にするのは、〇〇〇が適当であるというのが現状なのです
/牧野 昇(三菱総合研究所特別顧問)”
終身雇用が崩壊し、リストラの嵐が吹き荒れ、経済的な理由から自殺する
中高年男性が後を絶たない。日雇い派遣の増加にネットカフェ難民・・・と
ニュース23風に綴ってみたが、あなたはどう思われるだろうか? 療養中
の筑紫さんに代わって、異論反論オブジェクショーン(笑)。
2007年、格差社会といわれる今の日本の経済状況で、ネットワークビジネス
の「第3の波」は、ますますBig Wave化していくに違いない。
そして、今日は参議院選挙公示日。前回より57人増え、計377人が立候補
したという。清き一票を必ず投じたい!
♪この周りは全部オシベなの? これがポロポロ落ちて、最後は真ん中の部分だけになるんだよね。その種の部分が「ハスの実」なんだって。私は知らないコトだらけ(泣)。花って、近くで見れば見るほど不思議な形をしていて、めくるめくワンダーランドだよね。