さて、断食中の私にとって、最大の苦行とは一体何でしょう? 答えは「ずつう
(頭痛)」でした。意外でしょ? 真クン、没収です(笑)。
空腹はガマンできるが、この頭痛はガマンできない。ほとほと参ってしまうのだ。
それではなぜ、断食で頭痛が起こるのか?
「釈尊の断食法~心身を覚醒させるウポワズと呼吸法(前田行貴著:地湧社刊)」
によれば、食を断つと、人間のカラダは体内の過剰物質からエネルギーを調達
しようとして、まず血液中のブドウ糖(血糖)などの糖分を消耗する。
体重60kgのヒトの血液中の糖分は180g、エネルギーに換算すると720cl。これは
半日食べないでいると底をつく量だそうな。普段過食のヒトが食を断って、アタマ
の重さや頭痛、異常を訴えるのはこの時だ。まーさーにーワタシの事でしょ(笑)。
普段から少食のヒトは、元々血糖値が低いので、断食によって糖分が消費さ
れても、あまり反応が起こらない。私があまりに「アタマが痛い」とうめくので、
未空母は「千葉の断食道場(←メルマガ“空庵だよりVol.7「実録●千葉にある
断食道場で、酵素風呂&吸い玉浄血療法を体験したーっ!」参照)で断食した
時は、頭痛なんて起きなかったわよ」と言う。
えっ、何で? 基本的に未空家は、普段から少食じゃないはずなのに(笑)。おっ
かしいなぁ。そこでじっくり考えてみた。すると・・・ あっ、そうだ!
断食道場では水ではなく、甘い酵素液を与えられたっけ。お腹が空いたら、好きな
だけ飲んでいいと言われたよなぁ。これこそが頭痛防止策だったのだ。ようやく気
がついたアホな私。つまり断食中、水代わりにスポーツ飲料系を飲んでいれば、
あんなに苦しまずに済んだのだ(号泣)。
ちなみに「断食」と「絶食」は英語では共に「Fasting」で、同じような意味だが、断食
の方が宗教上の慣習として、また祈願・抗議的などをする時といった意味合いが
含まれているようだ。6月の断食は、12日(火)がプラドーシャムの日に当たる。
再度、前田先生の著書を読んでいたら、プリン体と記憶していたものが、実は「ケト
ン体」だった事に気がついた。思えば小学3~4年生の頃、通っていた英会話教
室で、セプテンバー(9月)を「ジステンパー」とのたまい、「未空ちゃん、それは
犬の病気でしょう」と先生に涙目された過去を思い出す(笑)
♪太極拳のS先生が「伽羅大観」というお香をくれた。どうもありがとうございます! このお香屋さんは、テレ朝の「ちい散歩」で紹介され、S先生のジモティーにあったにもかかわらず、今まで気がつかなかったそうな。早速、行ってみたS先生は、この「伽羅大観」を薦められ、かなりお気にらしい。やるじゃーん、ちい散歩! この番組は何気にファンが多いんだよね。