桜の季節は新たな旅立ちの時でもあり、ヒトの動きも活発となる。大人になると、
卒業といっても学校とは限らない。その職場で学べる事は全て学んだ上で、
転職を決意するというのもある意味、卒業と呼ぶにふさわしいと思う。
入るも出るも自分次第。最終的には自分の決断に許可を出す。これが一番
勇気が要るのではないだろうか。新月について、こんなMailが届いた。
“願いは叶うものは叶うべくして、結果として叶っているというのは、私も自分を
振り返ってそうかもしれない・・・と思いました。自分の望みの度合いもありま
すが、私が今生でやるべき事、宿題として抱えてきた事をクリアーにするべき
道を辿っている気がします。その道程上、必要な事は宇宙の法則にしたがって
叶い、次へ続くような道筋があるような気がします。
環境を変えると、今まで知り合わなかった人とたくさん会います。それはとても
わかりやすい人との交流の縁なのですが、今は年代も経歴も本当に違う人と
出会う事が多くなってきています。
今までの自分は、自分と似た感じの人と戯れるのが好きだった事に気づきま
した。しかし、もうすでに始まっているのですが、違っている事柄や人や物、
その他もろもろ、これからはどんどん受け入れられる自分に変わらなければ
いけない時期になってきている感じがします。
どこにいっても誰と接しても誰に出会っても、「自分は自分」というスタンスとい
うか、そういう感覚をより強く感じる事も学ぶ時期のような気がしてなりません”
先月の新月の言霊は「さなぎから出て来る蝶」だった。さなぎはさなぎの中に
いる時が変容のピーク! 今までの芋虫の姿を激変させて、蝶に変容してい
るのだから、マイナーチェンジで済むはずがない。
骨格から大変更して変わっていく様は、これぞミラクルだと思う。葉の上を這って
いた芋虫が翼を生やし、大空をめがけて飛んで行く姿は、いつ見ても感動する。
人間の見た目は、さなぎから蝶ほどの変化はないが(←したら超怖いよね(笑))、
内面の変化はこれに匹敵するほどの変化の時期があり、私自身を含め友人も
それぞれに「苦(くる)楽しい変容期」を迎えているようだ。今こそ、サクラサク♪
♪ライトアップされて7年目という駒込・六義園の枝垂れ桜を見たのは、今回が初めてだった。満開というが、まだまだ咲きそうな勢いだ。ただひたすら美しい。