私は色々なメルマガや書籍、雑誌、新聞etc.で、イイ言葉を見つけると、空庵
神社に未空が選んだ言葉のコレクション、略して未空コレとして奉納している。
先日、コンサルタント藤村正宏氏のメルマガから、こんな言葉を見つけたので、
早速奉納した。
“きれいな花の周りには、きれいな蝶が集まって来るでしょ。うんこの周りには
ハエが集まって来るのですから。あなたの周りに集まって来る人達に問題が
あるのなら、それはあなた自身が原因だっていう事です”
ごもっとも! 類は友を呼ぶ、波長の法則とでもいえばいいだろうか。ところが、
そこに読者からこんなMailが届いた。
“おっしゃりたい事はわかるのですが、「うんこ」「ハエ」を汚いもの、不必要な
ものという捉え方をされているように思えるんです。環境の中での循環という
事を考えますと、自然に帰らないものはそう表現されても仕方ないと思いますが、
「うんこ」も自然に帰ると土になりますし、昔ながらの「肥溜め」だと野菜等を作る
肥料にもなりますよね。実際、私がお付き合いしている農業家では、人糞を
未だ使っていらっしゃいますし、一番だとおっしゃっています。
「ハエ」は確かに「うんこ」に集まってきますが、それを食べて分解している訳
ですよね。そして更に細かくして、ハエが糞をする。それを微生物が更に細かく
する。そして限りなく小さくなって、土へと帰る。
自然界に存在する生物や植物等の生き物は、神が必要に応じて作った生き物
ですよね。私はこの世に神が作り出した自然界のものは、不必要なものはない
と思っています。例えインフルエンザウィルスであっても。人間が作り出した
自然に帰らない化学物質はどうかわかりませんが・・・”
この読者の方は、犬の健康食品を扱っている経営者だという。このMailを読む
までは、私の視点は完全に「きれいな蝶○ VS 汚いうんこ×」という図式が
でき上がっていた。
読者の方はある意味、神の世界=絶対界の視点であり、私はまさに相対界
の発想のように思えた。人間の世界は相対界。必ず双方の見方があり、
言い分がある。この対立の構図は永遠になくならない。
類友という考え方が間違っている訳ではないが、この読者の方のおかげ
で新たな視点を教えてもらえた。非常謝謝! 以前、空庵だより(Vol.74
大ベストセラー「水からの伝言」へのタカクテキモノノミカタ)にも書いたが、
様々な視点からの見方が大事なんだと思う。
♪六ヒル前に停めてあったリムジンは超ドデカっ! 誰が下りて来るのかと思って、しばらく待ってたっけ(笑)。Netでキャデラックなど高級外車を使って無許可で客を送迎する「白タク行為」をしたとして、タクシー会社を道路運送法違反容疑で逮捕というニュースを見た。営業用車両である事を示す緑ナンバーでは客に満足してもらえないと考え、白ナンバーでの営業を続けていたという。みんな、そんな所まで見てるんだという事に驚いたね。私はその大きさにただただ圧倒されてただけ・・・