「ぬかりない自分」って、
とっても気疲れします。
バカになるというのは、
「そんなに頑張らなくてもいいんだ」
「みんなに尊敬されなくてもいいんだ」と
思ったりできる事です。
それはまた、「みんなと同じにしなくてもいいんだ」と
思える事でもあります。
バカになるとは、あなたが普段、
自分に課している「決まり」や「目標」を
少し緩めてあげる事です。
あなたの世界観や自分像を支えている信念を
ほんの少し、やわらげるのです。
バカになる事の悦びの多くは、
そこに自意識が全く働かないところにあります。
バカになりたい衝動に身を任せている時、
私達はいわば「無」になります。
その状態がとても気持ちいいのです。
時々バカになると、
予想もしないところから叡智がもたらされたり、
シンクロニシティーのような偶然が起こったり、
道端で思いがけない出会いがあったりします。
/ロジャー・フーズデン(Roger Housden)
英国バース出身。1998年にアメリカへ移住。現在、妻マリアと
ニューヨーク市及びニュージャージー州フェアヘーヴンに暮らす。
現代人の実存や精神に関する著書を多数執筆。邦訳作品に
「愛の旅人~詩人ルーミーに魅せられて(地湧社刊:サマー
ヴィル大屋幸子訳)がある。
♪シアワセを呼ぶ銅鑼を発見。もちろん叩きましたよ。見たら叩くっきゃない(笑)。でも近所迷惑なのか、大きな音は出ないようになってるんだよね。2007年もうれしい事や楽しい事、気持ちが優しくなれる事がいっぱいいっぱい起こりますように・・・