ココロのお休み処“空庵”の中にある空庵神社では、未空が集めた言葉のコレ
クション、略して「未空コレ」を随時募集している。空庵神社では、アナタのお名
前も一緒に奉納され、御未空慈の際にお目見えするというお楽しみ特典付き♪
アナタからのステキなお言葉を巫女未空はココロよりお待ち申し上げております。
その未空コレに協力してくれる有り難い友人がいる。彼女は感動する言葉や
新聞記事を見つけると、タイムリーにMailしてくれるのだ。いつもどうもありがとう
ございます! 今回は日経新聞2/8夕刊の薬師寺管主・安田暎胤さんのインタ
ビューからだった。タイトルは「より健やかに生きるための五つの心」
“感謝の心、思いやりの心、敬う心、赦す心、詫びる心。まず自分の今に感謝
するのが先決。貧しくても健康である事だけで「ああ、うれしい」と感謝する。
どんな状態にあっても、感謝のタネを見つけるのが大事で、それが幸せを発見
するコツ。体得すると、自然に他人を思いやる気持ちが芽生えてきます。
敬うというと、両親や目上の人の事ばかりが思い浮かびますが、年長者が若い
人を、上司が部下を敬うことも大事なんです。意見をぶつけ合い、批判する時
だって、そこに敬愛の情があれば温かみが生まれる。
赦す事と詫びる事がとても難しい。広々とした寛容の精神を育み、自己防衛
本能のしこりをほぐすのは応用問題ですが、赦す事は自分の心を開放し、
心の安らぎを得る道なのです”
詫びる事は意外に簡単かもしれない。あくまでココロがこもっていなければ、
の話だが・・・ 私が生まれて初めて派遣された会社が、ある外車メーカー
だった。ある日、リコール問題が勃発し、お詫びの手紙発送業務等に追わ
れている最中、顧客からクレーム電話があった。
ガンガン怒鳴りまくる人ほど、決まって「上の者を出せ」とのたまうので、
支店長に代わってもらうと、「大変申し訳ございませんでした」と何度も
繰り返しながら、同時にゴルフの素振りも繰り返していた(笑)。
顧客はただひたすら電話の前で謝っている支店長の姿を想像しているだろ
うが、現実はそうではない。電話営業専門の会社の社長から聞いたのだが、
彼の会社ではクレーム電話は受話器を前に回し、「すみません。申し訳ござ
いません。本当にすみませんでした」とひたすら謝れと教えているそうな(笑)。
いずれのケースも詫びるのではなく、詫びるフリに過ぎないのだ。すみませ
んは言えても、ごめんなさいはなかなか言えない。心のこもったお詫びは、
本当に難しいと思う。
♪新宿サザンテラス口のイルミネーションは、まるでXmasシーズンのようだ。省エネや環境問題なんて、何のそのって感じだね。まぁ、バレンタインだしぃ(笑)