未空父はほとんど肉を食べないので、いない時は私はよく焼肉をリクエストする。
そんな時、未空母は「アメリカ産やオージービーフじゃなくて、特選黒毛和牛を
買って来たわよ」と得意げに語り、私はワーイワーイ♪と単純に喜ぶ。
これは黒毛和牛→稀少価値→高級肉→おいしいと勝手に私の中で構図ができ
上がっているせいだ。今までは・・・ だが、これからは違う。なぜかといえば、
以下のメルマガを読んでしまったからだ。ホ~ントに愕然としたよぉ。無知という
のは、鵺(ぬえ)が鳴くより恐ろしい(笑)。
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よくスーパーなどに出回っている「国産牛」と表示されている
肉は、そのほとんどが乳牛のホルスタインなんだそうです。
国産牛は「和牛」と「ホルスタイン」に分けられますが、国産牛の
60%はホルスタインとの事です。
本来は和牛でなければ、「乳牛」もしくは「ホルスタイン」と表示
してもいいはずですが、乳牛では聞こえが悪いので、「国産牛」と
表示しているのです。
後は消費者が勝手に和牛と勘違いしても、嘘の表示ではないので、
悪い事ではないとの解釈なのです。
それと皆さんは「黒毛和牛」と聞くと、希少価値で特別な品種
だと思っていませんか?
よく焼肉屋などでも、「特選黒毛和牛ロース」などと看板が出て
いるのを見かけますよね。
実は、和牛のうち90%は「黒毛和牛」なのです。
つまり、和牛といえば「黒毛和牛」が当たり前で、何も特別でも
何でもないのです。
聞き慣れない言葉を見ると、勝手に高級感を持ってしまう消費者
の心理を突いた、巧妙な業界の戦略なのだそうです。
一時が万事、惑わされないようにご注意を!
/佐野 隆一
♪ANAのスーパーシートは快適だね。Uさん、どうもありがとうございます。コートは預かってくれるは、靴べらはくれるは、何てったって朝食付き。ホタテのクリームシチューはおいしかった。空撮好きの私にとっては、窓から眺める景色は最高だね。そろそろ小松空港に向かって、着陸態勢に入り始める。