高いレベル、より高い目標を目指して努力し、工夫し、研究していく。
新しい建設と創造を繰り返し、
技術の完成度を追究していく点では、野球もまた学問だ。
バッティング技術ひとつとっても、基本的な学習をしっかりやって、
バットを立てたり寝かせたり、フォーム、タイミング、
選球眼の研究は試行錯誤の繰り返しである。
その途中では、無駄な努力もたくさんする。
しかし、後になって無駄だったと思う事でも、
その時、その時点では「無駄だ」と思ってやったものは何一つないはずで、
全てその時、その時点では「ベストだ」と信じてやった事ばかりだろう。
後になって振り返ってみて、あるいは人に教える立場になってみると、
だからこそ無駄だったというような事は何一つないのだ。
選手の悩み、技術的に何を求めて苦しんでいるのか。
そのための方策や解決策、適切な手を打つ事も、
こうした無駄とも見えるたくさんの経験があってこそできるのである。
勉学や向上の道すがらの努力や苦労には、何一つ無駄はないと
私は思っている。
/川上 哲治(元読売巨人軍監督)
♪統合医療展2007 人間の体温が平均36度ぐらいだとすれば、カラダ全体が同じ温度だと思ったら大間違い。計ってみると、私の場合は31度ぐらいで、ピンヒールを履いた女性は23度だった。特に女性の足元は冷えており、頭寒足熱は必須!