ふと思い出した。私は福引券が1回引けたんじゃなかったっけ。そーだそーだ♪
急にニヤけてパワフルになる私。フッフッフッ。見よ、この単純明快なる性格(笑)。
思い出して良かったぁ、と同時に財布の中の券を確認する。うん、ちゃんと10枚
あるな、大丈夫。早速、会場に行ってみると、意外に混んでいた。若いスタッフ
はこの季節、全員サンタ姿だ。
テーブルの上を見るとハンカチ等も置いてあるが、お約束のティッシュは見当
たらない。1等は豪華ホテルの宿泊券らしいが、2等はあと9本、3等はあと26
本とか書いてある。ホンマかいな?と思っていたら、たった今、当たった女性
がいて「おめでとうございま~す」の祝福と共に、ベルが鳴り響いた。キャー
キャー騒いでいたが、何が当たったんだろう? 超気になるなぁ。
すでに辺りは暗闇の中、お姉サンタに「ハイ、1回ですね。奥の方へどうぞ」と
言われ、念じながらガランと回す。豪華ホテルの宿泊券が当たったらどうしよう?
私はその昔、じゃんけんで見事に勝ち抜き、豪華客船クルーズ1泊のペア券を
見事にGetし、未空父&母のXmasプレゼントにした事がある。思えばあれが、
最初で最後の親孝行だったのかもしれない(笑)。
いよいよ私の番、ドキドキワクワク・・・ 妄想が膨らみ続ける中、出て来た
のはポロンと赤い玉。すると、思いっきり無表情の彼から、チロルチョコを
無言で渡された。は、ハイ?
だが2秒後には我に返り、こんなトコで運を使ってなるものかっ、とすぐに口
にほうばった。思いっきり噛んだら結構固くて、少し空しかった。だが1秒後
には開き直り、イイもんイイもん。もっと大きなモノGetするんだもーんだ。
すると、夜になって友人から恐るべきMailが届いた。
♪冬至の夜、未空弟2号も来て、新潟の未空父の友人が雪深い山から取って来てくれたきのこで鍋をする。未空母お手製のパンプキン・スープも加わって、これが超激ウマっ。これこそ和洋折衷(笑)。お風呂はもちろん柚子湯だっす。