この国際宅配おばさんが“能城律子”さんであり、様々な顔を持っている事
にオドロイタ。まず、59歳から挑戦を始めた世界で最も高齢の女性国際ラリ
ードライバー! 世界中のトップクラスが参加するパリ~ダカール、パリ~
モスクワ~北京等の全長1万キロにも及ぶ過酷な悪路を走破する国際ラリー
に毎年参戦を続けているそうで、輝かしい実績やラリーに情熱を燃やす
その生き方は、世界中の多くのテレビ、新聞等に紹介された。
国際ラリー界では最も有名な女性ドライバーであり、余命3年の宣告を乗り
越え、ラリーに挑戦する自伝「乳ガンが生きる力をくれた(宙出版刊)」は
多くの読者に感動を与えた。
そして、次に事業家・起業家としての顔。貿易業を皮切りに20歳からビジネスを
開始。30代にかけて、当時としては莫大な3,000万円の借金を事業で負うハメ
になり、女手一つで返済した体験もある。昨今、注目されているベンチャービジ
ネスや起業家が社会現象となる遥か20数年前に、世界で初のホテル内ベビー
ルームを著名ホテルに開設し、今日まで延べ16万人の子供達と触れ合ってきた。
現在では当たり前の存在となったベビールームの元祖としても有名で、この経験
に基づいた「子育て論」の出版が予定されている、と彼女のサイトに書いてあった。
それにしてもエキサイティングな人生だなぁ。どこからこのエネルギーが湧き
上がってくるのか。家族構成や成育歴が知りたくなってくる。概してこういう
タイプって、小さい頃は病弱だったりするんだよね。な~って思ったら・・・