オーラソーマは比較的新しいカラーセラピーだ。「Aura」という言葉は
ラテン語の意味からきていて、「空気」「微かな息」「蒸気」「微光」など
と同語族に属する。「Soma」は「身体」を表す古代ギリシャ語だが、古代
サンスクリット語では魂を聖なる恍惚境に送る神秘的飲み物を意味する。
この2つの単語が組み合わさると、「オーラ」と「ソーマ」という2つの概
念に本質的な深い意味合いが本来備わっているため、非常に特異な
独特の波動を生み出す。
1983年(←1984年説もあり)、「Aura-Soma」という名称と作成のヴィ
ジョンがイギリスのヴィッキー・ウォール女史に授けられた。繰り返し
訪れる一連の瞑想的ヴィジョンの中で、ヴィッキーは「行って水を分け
なさい、我が子よ」というメッセージを何度も聞いた。
足治療の開業医で薬剤師、薬草採集者であったヴィッキーは、当時66歳
で臨床的には失明していた。衝動に駆られて自分の小さな実験室に行き、
自然の成分からなる異なる層と色彩の混合物を考案している時、彼女は
自分が何をしているのか知らなかった、と解説にはある。
オーラソーマ誕生までにこんな経緯があったとは知らなんだ。彼女の瞑
想的ヴィジョンというのは、とても興味深い。私は最近、瞑想中に手足が
消えていく感覚があり、初めて達磨さんの気分を味わったばかり(笑)
♪その名も「グリーンタイガー」という。このデザインも色合いも摩訶不思議な世界だ。