人に何か言われて、ムカッとする事ってありますよね。
私は、人に言われた事を気にするのは、「自分の“こだわり”に触れるから」
と思っています。
私がこだわりについて考えるようになったのは、
3年前に、津留晃一さんの本 http://www.tsukiten.net/osu.html を
読んでからです。
初めて読んだのは「多くの人が、この本で変わった」という1冊なのですが、
私はこれで、「こだわり」という事を考えるようになりました。
「<つまらない>という事実が存在している訳ではなく、
“それがないとつまらない”という考え方が、
あなたをつまらない人生に誘引しているという事です」
自分の世界は、他人が作っている訳ではなく、
自分が作っている、と津留さんは言います。
だから、外的条件が<つまらない>のではなく、
自分の中の「それがないとつまらない」という自分の考え・・・こだわりが、
自分の人生を作っているというんですね。
「あの人がこんな事をしたから」
「あの人がこんな事を言ったから」
「こうしなきゃいけないから」
「これができなかったから」・・・
全て自分が「こうあるべし」というこだわりに触れたからこそ、
気になる訳なのです。
自分のこだわりが自分の世界を、狭くもし、広くもする訳です。
でも、人はそれぞれが、それぞれに必要な事を行なっているのです。
だから、人の事をあれこれ口出しするよりも、
「自分が、今、輝く事」をすればいいんですね。
「嫌いな人を受け入れる度に、意識は拡大します。
都合の悪い出来事を受け入れた時、あなたの意識が広がります」
嫌いな人や、都合の悪い出来事には、できるだけ会いたくないと思うものです。
でも、それは不可能なんです。なぜなら、
「この三次元世界には、<つまらないもの>と<素敵なもの>の
2種類の「もの」や「こと」が存在します。
素敵なものがつまらないものを生み出し、
つまらないことが素敵なことを生み出すからです」
「毎日楽しければいいなぁ」と思うのは、
「トラブルの大変さ」を知っているからこそ、
楽しさの喜びがわかるからです。
楽しみたかったら、必ず、トラブルの大変さは必要なんですね。
だから、イヤな事を排除しようとしても、無理なんです。
ムカッとする時。
そういう時、相手を責める事もできますが、
その前に「あっ、これは、自分のどんなこだわりや考え方に
触れているのかな?」と考えるクセをつけてみましょう。
そうすると、自分の考え方の傾向がわかるようになります。
そして、「ムカッとくる事やイヤ~な事があるからこそ、
楽しい事もわかるんだな」と思って、
「イヤな事にも、有り難い面があるかな」と思えるようになると・・・
自分の器が広くなって、イヤな事がやって来なくなりますよ!
/恒吉 彩矢子
是非、して下さい(笑)!