すっかり食品添加物に慣らされている私達には、おいしいと感じら
れる物の多くは、実は化学調味料の味ではないだろうか? 野生の
ハゲタカは自然の中で暮らしているので、化学物質の味を知らない。
だから、化学物質漬けの人間の肉は食べられたモンじゃない。ドリ
トル先生になって、そこらへんを是非ハゲタカにインタビューしたい
ものである(笑)。
私がお味噌汁を作る時、ダシはほんだし、煮魚は麺つゆ。だから、
失敗がない。いつも同じ味が食べられ、それをおいしいと思う。
だが、家族の健康を考える未空母が、ほんだし撤去を始め、その
代わりに、特製手作りダシなるものを開発した。
① 無添加の小海老
② そのまま食べられる小粒の煮干
③ 鰹節
④ 昆布
⑤ 干ししいたけ
この5種類を小型ミキサーにかけ、天然ダシとして使う。かなりコスト
がかかっているものの、最初にお味噌汁を飲んだ時、正直おいしい
とは思えなかった。許せ、未空母。
つまり、化学調味料に慣らされた私には、天然モノの繊細な味が
わからず、完璧な味覚音痴。舌の麻痺状態に陥っていたのだ(泣)。
これは味噌汁だけに限った事ではないだろう。焼きそばやインスタ
ントラーメンに付いている粉末のタレ然り。刺激的な味は麻薬だ。
たとえ毎日は食べなくても、無性に食べたくなる時がある。
本当においしい物とは何なのだろう?
それは各家庭で培ってきた慣れた味に依存するのではないだろうか。
できるだけ安全な食習慣を心がけたいと思う。野生のハゲタカが
喜んで食べてくれるようなね(笑)
♪シメジじゃないよ(笑)。「シルバーブルニア」というらしい。南国の花なんだけど、色がシブいよね。シックな感じで返って目立つんだわ。